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日本の年金の2012年度運用益

大幅の黒字だそうで
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130810-OYT1T00012.htm?from=ylist

ただ、その理由が「株高などで積立金の運用益が大幅に増えたことが要因」となってるのが気になりました。
なぜなら、日本の年金はそれはそれは引退間近のおじさんの如くスーパーコンサバティブ運用で、ポートフォリオの株式の割合は国内・国外ともに12%ずつ(トータルで24%)しか無いはずだからです。
http://www.gpif.go.jp/operation/foundation/portfolio.html

たった24%の寄与で過去最高の運用益。
物言う機関投資家(笑)としてそれは有名なカリフォリニア州職員年金基金CalPERS並のアグレッシブさで30-30-30-10(国内株30、国外株30、債権30、その他10)とかにしてたら、もっと凄かったんじゃ・・・と思わなくも無い。
法律で「安定運用をしなくてはならない」などとなってるもんだから債権比率が高すぎるのが日本の年金運用の問題点だと個人的には思う。

2012年度の報告書は、
http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h24_q4.pdf
にあるのですが、これが中々面白い。

p.15 調子が良かったはずの株式運用において、アクティブファンドの成績がベンチマークに対して1%以上のマイナス。まああくてぃぶふぁんどなんておさるのダーツ投げ以下(笑)だし。


p.74 外国債権のアクティブ運用においてインフォメーションレシオ(ベンチマークに対しての超過収益を標準偏差であるトラッキングエラーで割った値=安定収益性)が良いとされる1.0を超えたのはpimcoのみ。というかpimcoの債権ファンドの強さは一体なんなんでしょうねえ。さすが債券王Bill Grossなのか(笑

2001年に自主運用に完全に切り替えてから後アクティブ運用比率を激しく下げているからか、ここ数年の運用成績はいいですよね、年金。
正直昔の生保とか銀行とかに一任勘定状態で放り投げて好き勝手やらせてた状況から考えたら信じられないぐらいの成長。
Expense Ratioも0.02とか凄い抑えてて好感もてますねえ。もっとも、そこにはGPIF(Government Pension Investment Fund : 年金積立金管理運用独立行政法人)のERは入ってないのでしょうけど(笑

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