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安全な運用先はどこか?

現在の株価の低迷を反映してか、どこに現金資産を置いておいたら安全か、という記事を見かけます。安全な運用方法はいくつもありますが、その分欠点もあり、目的によって運用方法を変えるほうが良いと思います。そこで、目的別の運用方法をまとめて見たいと思います。

緊急資金(Emergency Fund)

緊急資金は本当にそれを使う以外に方法がない問題が発生したときに使うためのお金です。例えばレイオフや自然災害、急な大病など予期せぬ出来事が起こった際に使うものです。
予期せぬ出来事のために必要なので、次の2つの条件を満たす必要があります。

  • いつでも引き出せること
  • 絶対に安全で、元本割れなどのリスクがないこと

この条件を満たすのは、次のような運用先です。

  • 銀行の普通預金(Saving Account)かマネーマーケット口座(Money Market Account = MMA)
  • FDICの保証がある銀行であれば安全で、しかも、いつでも必要なときに引き出すことができます。お金を増やすのが目的ではありませんから、利回りは気にしてはいけません。

  • マネーマーケットファンド(Money Market Fund)
  • 銀行のマネーマーケット口座とマネーマーケットファンドを混同しないように注意しましょう。ファンドのほうはファンド会社が運用するもので、FDICによる保証はありません。しかし、大手の信頼置けるファンド会社を選べば安全な運用先だと思います。気をつけなければならないのは銀行と違ってFDICのようにどのファンドでも安全だというわけではありません。運用利回りが平均よりも高すぎるファンドには気をつけたほうが良いでしょう。

  • 定期預金(Certificate of Deposits)
  • 普通預金では利回りは期待できませんが、CDにすると預け入れ期間中、中途解約するとペナルティが掛かってしまいます。そのため、緊急資金には向かないと考える人もいます。しかし、本当の「緊急」事態というものはそうそう起こるものではありません。上記に上げたレイオフや災害など、本当に予期できないことのための資金であれば、CDに入れておいても構わないでしょう。それほどの緊急事態になったならペナルティを払ってでもお金が必要になるからです。緊急事態が何もなければ普通預金よりは高い利息で運用できるので、得になります。
    心配な場合は、ペナルティとして引かれてしまう分も見越して多めに預けておくと良いでしょう。また、満期時期が異なる複数のCDを組み合わせて、2~3ヶ月に1度はどれかが満期になるようにすれば、緊急事態でも何とかなるでしょう。

次回に続く...

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