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定期預金(CD)は待ったほうが良い?

最近、低い金利が続いていますが、長期国債の金利は上がってきています。ところが定期預金の金利はそれほど上がっていないので、預金方法を考えたほうが良いという記事がThe Wall Street Journalに載っていました。

CD Yields Throw Savers a Curveball

この記事によると銀行は長期国債の高い金利と、低く抑えられている定期預金との利ざやで儲かるようになるそうです。今の低い利率で定期預金にしてしまうと将来、金利が上がったときに損をするので、今は短期の定期預金にしておきましょう、と勧めています。

すごくもっともな意見なのですが、記事には書いていない、いくつかの注意点があります。まず長期国債は10年から30年物を指しますが、長期の定期預金という場合、最高でも5年間が一般的です(それより長い定期預金もあるにはある)。記事では10年物(3.7%)、および30年物国債(4.6%)の数字を出した後に、2年間定期の利率が4%から2%ほどに下がったと書いています。これでは同じものを比べたことになりません。

長期定期預金の利率が上がるまで、短期の預金を繰り返せば良いと書いてありますが、短期にしたためにさらに利率が下がってしまう可能性もあります。もっとも、今既に低い利率なのでこれ以上下がっても失うものは少ないと考えれば、利率が上がることに掛けて待つのも良いかもしれません。

この記事の最後のほうに書いてある、「現在の状況では安全性を失わずに高い金利を得ることはできないことを受け入れるしかない」という文は、全くその通りだと思います。

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