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大きい買い物で金銭感覚が麻痺するとき

Nobu

人は高額な買い物をするときほど金銭感覚が麻痺してしまうようです。人は心の中で絶対的な金額ではなく相対的な金額で判断するからのようです。

参考記事:
The Curse of Mental Accounting [Wired.com]
心の会計:人はなぜお金を非合理的に使うのか[日本語への抄訳]

Mental Accounting (心の会計)という言葉があるのも始めて知ったのですが、理屈は単純です。大きな金額が対象のときほど少額の差が気にならなくなってしまうと言うものです。記事にもあるとおり、車のディーラーはこの「心の会計」の法則を駆使してオプションを売りつけてきます。

私も気をつけてはいたのですが、車を買うときにこれにやられました。自分が欲しい車を見つけてまずはEdmundsで価格調査。アメリカではディーラーのロットに既に入荷済みの車から選ぶことになるので、オプションも付いた状態で売られています。その分も考慮して価格交渉。もうこれ以上下げられないという状態でさらにメーカー提供の割引券(メーカー主催のイベントに行ったらもらえるもの)を使ってさらに$250を引かせて、納得できる価格になったので購入することにしました。

セールスマンとの話が終わってホッとして、「それではFinanceの部門の人と後は支払いについて話してください」と促され別室へ。ところがこのFinance部門の人も「盗難防止装置もつけますか?GPSを使ってどこに車があるかすぐにわかります」とセールスピッチ。実はセールスの人と話が終わっていたのでガードが完全になくなっていて、このオプションを買ってしまうことに。。。今から考えれば本当は要らないオプションだったのですが、購入価格や今まで値下げさせた(と思っているだけ?)金額からすると少額(それでも数百ドルもする)だったので、心の会計で「まぁ、それくらいなら」と買ってしまったのです。もう6、7年前の話ですから、当時ではまだ「GPS」という言葉に最先端という響きがあったのも原因かもしれません。

いずれにしても普段なら目の前に数百ドル置いてあれば少額とは考えないのに、大きな金額が動くときは心の会計は非常に強く働くということが分かりました。今度そういう機会には、思い出せたら「今、その金額分の紙幣が目の前にあるとして、それをどう使いたいか、あるいは使わないで取っておきたいか」と考えるようにしようと思います。

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