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大統領(と副大統領)の確定申告

今年もオバマ大統領とバイデン副大統領の確定申告(Tax Return)が公開されました。

President Obama and Vice President Biden’s Tax Returns and Tax Receipts

確定申告を公開する義務はないのですが、近年の歴代大統領のものはすべて公開されています。オバマ大統領の場合は上院議員の時代からの分がすべて公開されています。

他人の確定申告を見るというのもあまり良い趣味とはいえませんが(笑)、それでも見ていると気づく点があっておもしろいと思ってしまいます。

2010年のオバマ大統領の収入は前年よりも下がっていますが、それでもほとんどが著作権収入のようです。それを自営業扱いにしてSchedule Cで申告しています。経費はCommissionとOfficeだけ。簡単です。

Foreign Tax Creditもあります。海外での本の売り上げに税金がかかっているのでしょう。Passive Incomeでも同様に計算していますので、海外での投資もあるのでしょう。

昨年からのCarry overでCapital Lossを計上しています。1年で計上できるのは$3,000までなので、そのうち投資でキャピタルゲインを出さないとLossがずっとCarry overされていくことになります。

バイデン副大統領のほうはオバマ大統領よりも慎ましいと言えます。収入は大統領のように大きな著作権収入があるわけでもなく、給料、利息、年金、社会保障、そして賃貸収入です。収入が多すぎて社会保障の給付金の85%が課税対象になってしまっているのは前年と同じ。

興味深いのはコテージ(別荘)を持っていて、その収入が$13,000。しかし経費がCommissionの$2,000だけ。修理費や保険などはまったくありません。不動産の賃貸でそんなことがあるのでしょうか?もしかしたらタイムシェアとかで手数料だけ払えば良いのかもしれませんが。

Tax Receiptもそれぞれの確定申告で計算されています。Tax Receiptとは政府がその人の税金をどのように使ったか、金額で示すものです。国家予算を国防費何%、医療費何%と示すだけではなく、その人が払ったうちいくらが何に割り振られているかを示すものです。自分の金額で計算できるツールとして公開されているので、試してみるのもおもしろいでしょう。

Your 2010 Federal Taxpayer Receipt

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