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銀行がPayday Loanも

購読をやめてしまってからウォールストリートジャーナルを読む機会が無いのですが、久しぶりに手にしてみたらおもしろい記事がありました。Payday Loanが規制で大変だと思っていたら、銀行が似たようなことをしているという記事です(リンクは同じ内容をMorningstarが再配信しているもの)。

Banks' 'Cash Advance' Loans Ignite Debate Over Lending Rules

Payday Loanとは給料日になる前にお金をちょっと借りたい、という人が借りる高利の借金です。日本のサラ金に近いものですね。給料日(Payday)に給与から返すことになるのでそういう名前が付いています。町の小さなStrip mall(小さな商店街)に店を出していることが多いです。

それとほぼ同じことを大手の銀行(US BankやWells Fargo)などもやっていて、Payday Loanが規制されたように銀行にも規制を強化しよう、というのが記事の内容です。銀行のローンはdirect-deposit advanceと呼ばれます。自動振り込みの先払い、とでも訳しましょうか。普通に働いている人は自動振り込みといえばほぼ給与のことですから、Payday Loanと仕組みは全く変わりません。

銀行の方は金利が低いとか、貸し出し限度が低いとか、Payday Loanとは違うと言って、規制は要らないと言っています。どちらが正しいとかはありませんが、私はいくら規制してもお金を借りる人はどこかで借りるので、規制で問題は解決しないと思っています。

記事に出てくるKerrie Yatesさんの例では、$300のPayday Loanを借りたことで夫の手取りのほとんどが無くなって、そこから雪だるま式に借金が増えたとのこと。Payday Loanの問題と言うより$300の借金で手取りが消えてしまうことの方が問題ですね。だからKerrie Yatesさんの夫が悪いという意味ではなく、例えば不況で失業率が高いとか、医療費の問題とか、あるいは職業訓練など、違うことをしないとこの家族の状況は救えないのではないかと思います。

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