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FSAが最大で$500まで繰越が可能になった!

このトピック、てっきり来年からだと思っていたのですぐに書きませんでしたが、なんと今年からFSA(Flexible Spending Account)の繰越ができるようになりました。正式にはIRSの発表(http://www.irs.gov/pub/irs-drop/n-13-71.pdf)を見てもらうとして、概要は以下の様なものです。

  • 医療費目的のFSAは今まではその年の間に使わなかったお金は消えてなくなってしまっていた。それが、最大で$500まで次の年に繰り越せるようになった。
  • 勤務先が対応すれば、この繰越ルールは2013年の拠出分から適用される。つまり、今年、FSAに$500残ってしまっても、来年(2014)の医療費として使える!
  • 繰越金を使うためには、2014年にFSAに拠出しても、拠出しなくてもどちらでも良い。
  • 繰越金は次の年の拠出限度額には計算されない。限度額は$2,500なので、例えば最大で拠出して、繰越金が$500あれば、合計$3,000を医療費として使えることになる。
  • Dependent Care FSAには残念ながら繰越ルールは適用されない。

今まで年末になると「FSAにお金が残ってしまう場合、無くなってしまうので年内に使いましょう!」という記事がいっぱい出てきましたが、これからは$500以上残るようだったら、ということになります。また、注意しないといけないのは勤務先がルールを適用するかどうか決めることができるようなので、人事などに確認する必要があります。

今までFSAの欠点だった部分が、限度が$500はあるものの改善されたのは歓迎すべきことですね。

コメント

これは大きい変更ですよね。でも$500じゃなあ、と思わなくも。
Grace Periodとこの新方式の「選択」なので2つをmixできないみたいですよね。
Grace Periodだと「その延長期間のfundの使用」(To incur expenses and use the remaining funds left in your FSA)も可能なので(たいてい2.5ヶ月間)に使用してしまえばよかったというプランも多かったはず。
この場合$500というリミットは無いので高額FSA Eligible Expenseが年明けすぐに予期される場合はうまいこと使えたという話も聞きます。
$500とかけち臭いこといわずに、全額・・・としてくれればいいのに。
退職とかでめんどくさいことにはなりそうですけど。

FSAとHSA、いっそのことdeductibleに関わらずHSAに一本化してくれればいいのに。FSAとHSAは、Backdoor Roth IRA並の不可解さですね(笑)。

> FSAとHSAは、Backdoor Roth IRA並の不可解さですね(笑)。
もうステークホルダーとパトロネージがごちゃごちゃになって、非常に強力なロビー活動と自分の粉挽き場に水を引く粉屋だらけで、とにかく色々とごちゃごちゃとめんどくさくて複雑で非合理的なのがアメリカなのです(笑

そもそもFSAで無くなってしまうお金はどこへいくの?という素朴な疑問が。。。

IRS(税法)的にはEmployerのAssetだったと思います(なので企業の身売り等の売買が発生したときのガイダンスがIRSから出てたはず・・・10年ぐらい前に見た記憶が 笑)。
話によるとforfeited分は運営費用や中途退職者への支出(積立が支払いを下回ることがあるので)等に回されるらしいですが、企業関係の税務とか全く知らないので推測の域を出ません。

ほとんと使えん医療費のItemized Deduction
使えるけどインフレキシブルなFSA
使えるけど使いたくないHSA

そんなところでしょうか

HSAはIRAみたいに投資できるから、投資チョイスがイケイケだと使いたくない心理が作用するらしいです。

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