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Oak Street Journal

米国お金事情徒然

カリフォルニア在住のおばさんブロガーです。20年を越えるアメリカ生活の中で「お金のことは人任せに出来ない」としみじみ痛感。以来一念発起して手の届くもの片っ端からパーソナル・ファイナンスの基本を学んで来ました。興味の対象はアメリカの経済・金融・法律・政策一般。一度お金関連の話を始めると延々と止まらなくなる癖があり、こちらのNobuさんのサイトでそれを昇華させる機会を頂いています。

アメリカのパーソナル・ファイナンスによく出てくる課題、経済・金融ニュースと生活の接点、メディア記事や本の感想、自分自身の投資体験や資産管理体験などを徒然に書いていきたいと思います。どうぞよろしく。

「Oak Street Journal」の著作権はポピーに帰属します。
Copyright (c) 2011 ポピー
ポピー 2014/2/2コメント: 4
去年の夏、まだ連邦税のリファンドを待っていた頃、IRSから5701cという手紙が届いた。 「あなたのタックスリターンをプロセスするには、もっと情報が必要なので、インターネットでIDverify.irs.govのセキュア・ウェブ・サイトに行くか、下記のIRSの番号に電話してください。」 といった内容。 「まさか、監査?」と一瞬だけ焦ったけど、何となく違う雰囲気。 IRSのサイトに行って検索しても、I…
ポピー 2013/10/22コメント: 2
投資口座やIRA等を開くに際し、「ファンド会社・証券会社が倒産・破綻した時を考えて、同種の口座・ファンド・会社を複数分ける必要がありますか?」という質問が、よく出てきます。 一般的には、大手の信頼できる会社ならば、倒産・破産リスクを避けるために、同種の投資口座やファンドを複数の会社に分ける必要は無いだろうと思われます。 投資資金は一つの会社の口座にまとめた方が、税金処理や書類が簡単になりますし、E…
ポピー 2013/10/20コメント: 3
401K関連の集団訴訟が相次いで、会社・雇用者に、401K・403Bプランの改善を求める社会的プレッシャーが強まっている。 原告の社員達の苦情の多くは、401Kプランのファンド選択肢やFeeに関するもので、 ・選択肢中のファンドのExpense Ratio(ER)や各種Feeが高すぎる ・ファンドの業績がベンチマーク指数を下回ってばかり ・S&P 500 Index FundにER 0.7…
ポピー 2013/10/3コメント: 2
債務限度額増額とオバマケア開始日を巡り、オバマ政権と下院共和党マジョリティーの話し合いが決裂したまま政府予算が底を付き始め、10月1日から、連邦政府が閉鎖されている。 閉鎖と言っても、国防・治安・交通といった不可欠な業務は続けられ、他のエッセンシャルでない業務が一時的に停止され、連邦公務員の41%、80万人が給料おあずけのまま一時帰休になる。Furloughってやつですね。 1995年のクリントン…
ポピー 2013/10/1コメント: 2
気になるオバマケア下の保険料について、いくつかレポートが出てきているので、ご紹介。 Marketwatch: The 50 States of Obamacare リンク先の表では、各州で ・シルバー・クラスの一番安い保険 (全国平均$310) ・シルバー・クラスの二番目に安い保険 (全国平均$328) ・ブロンズ・クラスの一番安い保険 (全国平均249) の一人分一月の保険料が書かれている。 ど…
ポピー 2013/10/2コメント: 7
Obamacare(正式名はPatient Protection and Affordable Care Act 2010)には色々意見がありますが、ここでは政治的議論は一切徐行して、2014年元日からの施行が近づいているIndividual Mandateと、2013年10月1日から始まるObamacareのオープンエンロールメントについての大要だけ。 政府の公式ウェブサイトは、こちら。 1.I…
ポピー 2013/9/7コメント: 0
ある銀行でチェッキング口座を開設することになり、担当してくれたブランチ・マネージャーが「Overdraft Protectionが無料だから付けとくわね♪」と言うのに、深く考えずにうなずいてしまった。 一週間後に送られてきた書類を見ると、Overdraft Protectionというのは、実はMAX額$5000のOverdraft Line of Creditだったことが発覚。 「これどう読んでも…
ポピー 2013/9/4コメント: 2
学校が始まり、アメリカ全土で親御さん達の安堵のタメ息が聞こえて来そうな8月の終わり、皆様いかがお過ごしでしょうか。 前記事に続いて、New York Timesの取り上げた、社会的流動性の話の続き。 NYTimesの記事:In Climbing Income Ladder, Location Matters 研究発表サイト:The Equality of Opportunity Project ア…
ポピー 2013/7/27コメント: 0
社会的流動性(Social Mobility)というのは、低所得者の子孫が何世代もそのまま低所得・・・といったように社会層が固定されていないこと。簡単に言うと、低所得の家庭で育った子供でも、ミドルクラスやそれ以上の社会経済地位を獲得するチャンスがあるかどうか。高い流動性の生み出す公平感は、社会を一つに繋ぎとめる重要な絆でもある。 ずっと昔は、アメリカは貧富の差が大きくても、社会的流動性(Socia…
ポピー 2013/7/25コメント: 0
ここ何ヶ月か、連邦系学生ローンの金利をどうするかで米国議会がすったもんだ揉めていたのだが、今月24日にこれを10年物Treasury Notesの金利に結びつける案が上院で可決され、このまま難なく下院を通過すると見られている。 Bloombergの記事:Senate said to reach student loan deal ending rate jump ホワイトハウスのFact Shee…