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年率8770%の投資を完了(ジョークネタに近い数字遊びです)

Nobu

最近、年率に換算すると8770%のROI(Return on Investment=投資利益率)の投資を完了しました。昨年の10月31日に投資し、先日2月13日に回収した際には元本の26.23倍になっていたので、年率に換算すると8770%の投資です。

ここまで読んで、この投資がどんな投資か、当ててみてください(笑)。マドフ氏の詐欺で儲けたのではありません。怪しいねずみ講でもありません。宝くじでもありません(近いものがありますが)。

私が行ったのはE*Tradeのキャンペーンの際にSaving Account(普通口座)を開くことです。口座を開くと$25のボーナスがもらえました。口座開設の最低額が$1だったので、$1だけ入金し、つい先日まで何もせず放っておきました。これを読んで「なんだ、それだけのことか」とがっかりされた方もいるかも知れませんね。ごめんなさい。タイトルにもある通り、これは事実ではありますが数字遊びみたいなものです。

$1を投資して、$25のボーナスをもらい、105日間の投資期間の間に$0.23の利息が付きました。この期間の利益は$25.23で利益率は2523%となります。これを年率に換算すると8770%となります。どのくらいすぐに口座を閉じて良かったのか分からなかったので3ヶ月ほど放っておきましたが、仮にこれをすぐ次の日に閉じて$25のボーナスをそのままもらっていたなら年率912,500%の利回りになります。でも、もらえるのは$25には変わりありません。

これだけなら数字遊びの域を出ませんが、貯金などで似たような「数字遊び」で消費者を混乱させているものもあります。例えばCD(Certificate of Deposit=定期預金)で1年未満の期間で年率利回りを表示しているものです。年率で表示するのは正しいことなのですが、期間が1~3ヶ月ほどの期間だと、実際にもらえる利息金額は少なく、その後に自動更新で低い利率になってしまってはメリットがありません。気をつけてください。

Kayさんのブログ風にすれば「今日の教訓:高い利回りだけど、絶対額は雀の涙」という感じでしょうか。

Nobu 2009/02/16(月) - 19:50

お借りしたバフェットの教訓によると、「小事に規則正しく臨めないものは、往々にして、大事にも規則正しく臨めない」だそうです。みみっちいのではなく、小事にもネタを探す心構えです(笑)。
ちなみにこれを投資ではなく、「労働」と考えると次のようになります。オンラインでの申し込みに費やした時間がおよそ7、8分。キャンセルの電話に費やしたのが5分。申し込もうかどうしようか考えた時間が2、3分で、合計15分ほど使っています。もらったのが$25ちょっとなので、換算すると時給$100に相当します。
投資にせよ労働にせよ、この話の問題点はScalableではない、つまり同じ仕組みを繰り返すことができない点ですね。

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