クレジットカードの選び方

もし、アメリカに来て初めてのクレジットカードを作ろうとしているのなら、最初のクレジットカードで述べた種類のクレジットカードを作りましょう。その場合は、以下に述べる項目にはそれほどこだわらず、とにかくカードを作ってしまいましょう。最初の1枚目を作ればヒストリーができ、しばらくすればもっと有利なカードを作れるようになります。 すでにアメリカでクレジットカードを所有していて、より有利なカードを持っておきたい場合は、以下の項目に注意し、自分にとって使いやすいカードを選びましょう。カードは多くても3、4枚持てば十分ですから、出来るだけ使いやすいものを最初から選ぶのがコツです。カードの保有期間が長いほうがクレジットスコアが高くなりますから、その上でも長く付き合えるカードを作りましょう。

年会費 (Annual Fee)

クレジットカードには年会費無料のものと、年会費を取るものがあります。無料のものは有料のものに比べて借り入れ金利が高かったり、特典(後述)が少ないなどの違いがあります。しかし、クレジットカードの使い方で述べた3つの目的を考えると、これは問題になりません。金利が高くても、毎月請求額を全額払えば利息はつきませんから、関係ありません。特典が少なくても、それはクレジットカードの目的ではありませんから、重要視してはいけません。そのため、年会費無料のクレジットカードを作る事が基本といえるでしょう。 年会費が必要なカードを作るほうが有利な場合は限られています。例えば仕事の関係で飛行機を使う出張が多く、勤めている会社が特定の航空会社を指定している場合。こういったときはその航空会社のマイルが貯まるクレジットカードを使い、出張経費も全部そのカードで払ってマイルを貯め、無料航空券がもらえれば年会費を払ってでも作った方がいいでしょう。そういった場合でも航空会社はさまざまなクレジットカードと提携していますから、できるだけ年会費の掛からないものを探しましょう。

借り入れ金利 (Interest Rate)

借り入れ金利は支払期限までに全額を毎月払えば利息が付かないので関係ありません。キャンペーンで金利が最初の1年程だけ低くなるものがありますが、金利が低いことは返済がきっちり出来る人には特典とは言えません。

支払猶予期間(Grace Period)

金利よりも重要なのが支払い猶予期間です。Grace Periodはカード会社が請求書を発行してから、支払いが行われるまでの期間です。支払期限に間に合わないと利息やペナルティが付きますから、できるだけ長いほうが良いでしょう。最低でも20日間、通常は25日間あるものを選びましょう。Grace Periodが0日の場合、請求と同時に利息が発生しますから、こういうカードは作ってはいけません。また、どのクレジットカードもキャッシング(Cash Advance)にはGrace Periodが適用されず、引き出したそのときから利息が発生します。クレジットカードでキャッシングは使ってはいけません。

ステータス (Card Class)

多くのカード会社はゴールドやプラチナといった「標準」カードよりも高いステータスのカードを発行しています。余程の理由が無い限り、こういったステータスは不要です。特にそのステータスのために年会費が高くなる場合は、全く意味がないといえます。もちろん、高いステータスのカードは旅行保険がついているなど特典がある場合もあります。しかし、私たちのカードの3つの使用目的を考えれば、こういった特典は意味がありません。余程の理由が無い限り、こういったステータスカードを選ぶべきではありません。

特典プログラム (Reward Program)

クレジットヒストリーが既にあり、収入がある人ならほとんどの人が上記の項目を満たし、なおかつ何らかの特典があるカードを作る事ができます。キャッシュバックや航空会社のマイルなどから自分の好みで選ぶ事ができます。普通の買い物で特典が得られる場合は折角ですのでもらっておきましょう。無料である限り、特典がもらえるのは良いことです。 クレジットカード会社はカードを使って欲しいためにこういった特典を提供していることを忘れてはいけません。例えば毎月請求額を全額払わず、翌月以降に支払いを延ばすと特典ポイントが倍になる、といった場合があります。この場合、残高には当然、利息が掛かります。利息を払ってでも特典ポイントを稼ぐ意味はありません。また、利息が掛からなくても、特定の商品を買ったり、ある金額以上使うと特典が貯まる(多くなる)場合があります。常にカードを使う3つの目的を思い出して、こういった消費を促す戦略に掛からないようにしましょう。 クレジットカードを作ろうと思ったら、Bankrate.comなどで自分にピッタリのカードを探しましょう。ダイレクトメールや電話の勧誘を待つ必要はありません。