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アメリカもLost Decadeになるのかしら

Chee
やはり住宅市場、Tax Creditが終わったとたんに停滞してきましたね。
正直ね。
我が家はもう日本で当分暮らしていこうという話になってきています。もちろん、いい機会があれば帰ってもいいのですけれど、日本でそれなりに楽しくやっている生活をわざわざ捨ててアメリカに帰る動機がないのです。
言い方は悪いですが、

アメリカ魅力無くなった。

私はアメリカというかアメリカの人々が好きですから、こんなこというの自分でも嫌なんですけれどね。
アメリカから日本を見ると、日本はどんどん堕ちている国に見えていました。
でもね。
今はそうでもないと確信しています。というのは、まだまだ庶民が労働力や生産物で稼いでいるから。
まだ庶民が技術やサービスで勝負しようとしているから。
これだけ長い期間不況を味わって、自分たちの国の問題に向き合っているから。

それよりも、アメリカの方が心配だわ。
みんながマネーゲームにはまっちゃったから。まだ「右肩上がり伝説」を信じているしね。
企業だけを見れば、もちろん伸びていく企業はいくつもあると思うけれど、庶民レベルで見たときに、これからどうするの?という疑問が残るんです。
今まで、住宅担保に生活してきたような人が多すぎるもの。その消費に支えられてきたビジネスが多すぎるもの。かなりの郊外は、住宅建設と販売業に支えられていたでしょう。で、今その仕事がなくなってきている。

ここでね。借金と消費を膨らまそうったって、もう無理でしょう。ミドルクラスが担保にするものが無いもの。雇用と給料が伸びればいいけれど、アウトソースのおかげで庶民向けの仕事もない。
やはり普通で考えたら、日本と同じ展開しかないと思うんです。稼ぎも増えなきゃ資産も増えないけれど、どうにかコツコツ生きていく。

それでもいいと思うんですけれどね。
所詮、人生なんて何も求めずに今が幸せならいいんですから。
所詮、家なんてシェルターなんですから。

アメリカはそういう考えにはならないでしょうか。笑


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