ブログ

勝手にアメリカの将来を考える

ここのところ、アメリカも日本も、負債をどんどん増やしてでもばら撒き続けるか、みんなで痛い思いをしながらでも自然治癒を目指すか、みたいなところでもめていますよね。

私にはどっちがいいとかはわかりませんが、勝手に「こうなるんじゃないかなあ。」とは考えたりします。

たぶん、もうup, up, up!方式はリセットするしかない。
だって単に右肩上がりってだけじゃなくて、成長が加速していかないと成り立たない方式だと思うのよ。
加速が小さいうちは、国内の公共投資だとか、国内の人口増加だとかで間に合っていた。アメリカでいうと高速道路とサバービアの発達よね。日本だと、列島改造計画。

でも、加速がついたらもっともっと早く大きな成長が求められるから、短い周期でバブルが発生しやすい性質になってしまった。成長を追い求め、仕事はどんどん海外にそれが出て行く。これによって、今まで発展が遅れていたところも一気に追いついてきた。しかも、そういうところの方が、人口も増えるし、需要の伸びもある。喜ばしいことであると同時に、バブルの規模も大きくなり、環境に与えるインパクトやなんかも大きくなってきた。

このまま、人類がどんどん増えて、科学技術が飛躍的に発達し、宇宙中にウォルマートがある状態になり、自家用宇宙船にのってお買い物し、ジェットソンみたいなことになれば、このまま経済成長を加速させるのも成り立つかもしれないけれどね。そんなにうまくはいかないわね。

ごまかしごまかしやってきたけれど、今回の米国住宅バブルをきっかけに無茶がでた。あわてて刺激してみたけれど、ダメだった。

ってところよね。

悲観的に聞こえるかもしれないけれど、実は私はすごく楽観的です。
だって起こるべくして起きたことですもん。たぶん人類の歴史上、しかたがない通り道。
歴史は繰り返すけれど、まったく同じことを繰り返すわけではなくて、ちょっとスパイラルになって前に進むと思うのね。

私の中で、アメリカっていうのは、言ってみれば世界の「公立」なんです。
日本はちょっと変わった方針の「私立」ってところかな。笑
やっぱりアメリカが世界の基準だし、そこにアイデアもお金も集まるし、そこでいろいろ失敗と成功を繰り返して、世界にその経験を提供するという役割をしている。だから、アメリカは「国」だけれど、「日本」っていう「国」の定義とはちょっと違う。アメリカの問題は世界の問題。人類全体で取り組む問題だから、悲観的になってもしょうがない。

まあどうにかなるさ~。どうせ人間のつくったシステムなんて、ちっぽけさ~。

ただ私は土木の仕事をしていたので思うのですが、やはりアメリカはちょっとだだっ広く開発しすぎかな、と思います。道路維持ってお金かかりますからね~。
しばらくは、仕事のないところだとか、開発と人口が釣り合わないところなんかが縮小したり廃れたりするのは仕方が無いですね。たぶんアーバンなところにまた集中する傾向が出ると思います。アーバンでも、生活費が高くなりすぎたところや財政が悪いところからは、人口が流出するでしょうね。
住宅バブルが弾けた今では、大きな家や複数の車の維持も楽でないという人も多いでしょう。

なんというか、また健康的に成長するために、一度しっかり贅肉を落とすって感じがしばらく続くんじゃないかしらね。