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米家計債務、本当に減っているの?

時々、ニュースでHousehold Debtが減ったと言うのを聞きますよね。
それを聞くと、あれ?アメリカ人もとうとう債務を減らす努力を始めた?なんて思います。

例えば日経のこんな記事。
米家計、債務圧縮を加速 6月末、純資産も減少に転じる

でもね。こんなエントリーがWSJのブログに出ていました。

Defaults Account for Most of Pared Down Debt

内容はこんな。

2008年からの2年で、住宅ローンとクレジットカードの負債額が$610 billionも減って、$12.6 trillionになったと。
これだけ聞くと、1年に2.3%も負債を減らしたことになり、その前の10年は1年に10%以上増えていたことを考えると、感心したくなる。

しかし実はこの$610 billionのうち、$588 billionは、差し押さえや破産で貸し倒れとして減ったもので、それを除けば、消費者が実際に減らしたのは$22 billionということになる。つまり1年に0.08%しか減っていない。この低金利でリファイナンスしたりも入れて。

うーん。ニュースの数字ってよくわからん。
この記事も含めて。