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ニードベースのファイナンシャル・エイド(FAFSAのEFC)

アメリカの大学のニードベースのFinancial Aidを理解するのに便利なページがあったのでリンクしておきます。親の世帯年収からFAFSAのEFC(家族分担額)をごく大雑把に概算する表で、関連コンサルタントをしているTroy Onink氏の作ったもの。興味がある方はどうぞ。

(2010-2011年度分:古いけど説明付き)
http://www.forbes.com/2009/06/25/college-aid-arne-duncan-fafsa-personal-...

(2011-2012年)
http://www.highland.k12.in.us/2256207212327600/lib/2256207212327600/_fil...

FAFSAは子供が大学に進学する時点で親が記入する連邦のニードベースFinancial Aidの申請フォームです。FAFSAは記入された親子の資産・収入・家族数といった情報を元に、大学進学費用に対し家族(親・子供)がその年払うべき額、Expected Family Contribution(EFC)を計算し、進学希望先の大学に報告します。

大学はそのEFCを元に

Financial Need=Cost of AttendanceーEFC

といったようにその家族のFinancial Need額を計算し、それに見合ったFinancial Aid Packageをオファーします。公立大は大体この路線ですが、私立大はもう少し個人情報をじっくり見る傾向がある。最終的には大学のFinancial Aidオフィスの裁量もかなり入る。

Cost of Attedanceは学費・生活費・諸費を含めその大学で1年学ぶための総費用。私立か州立か、また大学によって大きく差があります。

上の表は、おそらく計算を簡単にするため子供の収入資産ゼロ、親も資産ゼロという仮定で計算されていると思います。計算の設定仮定が非常に特殊なので、AGIと書かれてる左欄には、ご家庭のAGIではなく税込み所得を当てはめて使った方がおそらくより正確。

表の数字は私が他所で聞いた数字に大体マッチしていますが、非常に大雑把な予測なので、住んでいる州や家庭の税金・資産事情によっては実際のEFCがこの表の数字より何千ドルも違ってくる可能性もあります。

大学在学中の子供が複数いる場合は、上のEFCをその数で割って一人分EFCを計算。

もっと正確に知りたい・計算したいという方はこちらへ。

FAFSA EFC ワークシート
http://www.ifap.ed.gov/efcformulaguide/attachments/082511EFCFormulaGuide...
FAFSAのインストラクション
http://studentaid.ed.gov/students/attachments/siteresources/2011-12CTF.pdf

メリットベースの奨学金はまた別ですが、それにもFAFSAを要求されることがよくあります。

ボビーさん、大変参考になる情報をありがとうございます。

Aidの仕組みや手続きは複雑で、どこから手をつけるべきか、
リサーチを始めるところでした。

進学する子の問題として、親として無策でいてはいられない額です。

「College Graduates’ Debt Burden Grew, Yet Again, in 2010」
NY Times(11/3/2011)

http://www.nytimes.com/2011/11/03/education/average-student-loan-debt-gr...

「米国の高等教育は高額だとはいっても、いざとなったら、Aidや奨学金をもらえて、何とかなるのでは」と考えている家庭が多いようですが、現実は厳しいようですね。

しかしながら、下記のような 学費削減や救済策の記事のような動きもでてきたは明るい材料です。
University of Charleston Slashes Tuition by 22% for Fall 2012
http://blog.studentadvisor.com/StudentAdvisor-Blog/bid/77633/University-...

ポピーさん、参考になる情報、ありがとうございます。Financial Aidの仕組みは全体を把握するのが大変で手を付けられませんでした。ポピーさん、ここでブログにして書いてみませんか?お問い合わせよりご連絡ください(笑)

ボビーさん、多くの方に有益なトピックスをありがとうございます。
とても貴重な情報です。

僭越ながら、こちらのサイトで勉強させてもらっている読者の一人として、是非、Nobuさんのご提案の前向きな検討をお願いします。

FAFS EFC ワークシートのリンクが効かないようなので、"FAFSA EFC Formula 2012"でグーグル検索するとトップに出てきます。

秀二さん>
そうなんですよね。「うちは奨学金・Financial Aidででも」とおっしゃる方多いですが、表を見ても分かるようにニードベースのFinancial Aidの所得基準は意外にシビアです。

非常に複雑な課題なので、どこから手を付けてよいのか分からない方も多いだろうし、これらの表は第一歩になるんじゃないかと思います。

いずれ高校でもFAFSAの説明会セミナーがあると思います。FAFSAに記入する年収は、子供が高校のJuniorになって迎える年の年収なので、FAFSA対策をするとしたらそれ以前から考えておく必要があるかもしれません。まあ、そんな対策しなくてもAidをもらえる低めの所得層もあれば、そんな対策も焼け石の高めの所得層もあるので、考える必要があるのは中間層でしょうか。

>Nobuさん

何か差し出がましいことをしてしまったみたいでごめんなさい。別に連絡させていただきますね。

差し出がましいなんてとんでもないです。皆さん、ポピーさんの幅広い知識に感謝してると思いますよ。ご連絡、お待ちしてます(^^)

ボビーさん

「中間層」というWordに反応してしまいました。

まさに中間層が一番難しいのですが、一般的なAidのほかに、
Stanford や Harvardなどの大学では AidやGrantは「年収10万ドル以下の家庭」には考慮されるとも「年収15万ドル以下の家庭」ともうわさでは聞きますが、実際にはどうなのでしょうか?

各大学のホームページの中に入っても、はっきりと記載されている所に到達できません。

もしくは実際に Aidのオフィスとのやりとりがあって、はっきりと明示されるレベルの情報なのでしょうか?

大雑把な質問でスミマセン。

ボビーさん

「中間層」というWordに反応してしまいました。

まさに中間層が一番難しいのですが、一般的なAidのほかに、
Stanford や Harvardなどの大学では AidやGrantは「年収10万ドル以下の家庭」には考慮されるとも「年収15万ドル以下の家庭」ともうわさでは聞きますが、実際にはどうなのでしょうか?

各大学のホームページの中に入っても、はっきりと記載されている所に到達できません。

もしくは実際に Aidのオフィスとのやりとりがあって、はっきりと明示されるレベルの情報なのでしょうか?

大雑把な質問でスミマセン。

Ameba Jr.さん>
暖かいお言葉ありがとうございます。

Nobuさん>
連絡送りました。よろしくお願いします。

Kumikoさん>
上でも触れましたが、私立大、特にトップレベルの私立大はCSS Profileという別の申請フォームを使ってそれぞれ独自の方法でEFCや家庭のニーズを計算します。これは年収だけでなく家庭の資産の細かい情報なども利用することがよくあります。

ハーバードやスタンフォードは年収60~65K以下の家庭には親のEFCはゼロにする方針があります。また、年収80~100K以下で通常の資産レベルの家庭にはEFCを低めに見積もる方針もあるようです、Kumikoさんはそのことをおっしゃってるのかな?該当ページのリンクを張っておきますね。

http://www.fao.fas.harvard.edu/icb/icb.do?keyword=k51861&pageid=icb.page...

http://www.stanford.edu/dept/finaid/undergrad/how/parent.html

ボビーさん、いつも有益な情報ありがとうございます。

Tuitionもそうですが、アメリカの大学は世界中から学生が集まるので、それなりの大学に無事入れるかどうか、というのも心配しています。

先日同僚(フィリピン系アメリカ人)と話をした時、彼女はUCLAを出ているのですが、10年前の学費は年間4,000ドルだったそうです。LA Timesによると2012年の学費は年間12,000ドルで卒業までに毎年5%~7%程度上昇する見込みなので、ほかの物価上昇率と比べると、アメリカの高等教育の上昇率は抜きんでていますね。

我が家はあと10年程あるのですが、自分たちの老後の資金も貯めないといけない、家のローンもそれまでには完済したい・・・となると、本当に大変です。

久美さん>

本当にミドルクラスには、大変な社会ですよね。
エリート志向がこれほど強い社会だからこそ、高等教育の学費は聖域ともなっているのでしょうか?

ここ数年の物価の上昇率もさることながら、学費がこれほどかけ離れたものになるまで(もしくはなっていても)政府には深刻な問題ともされていないのが不思議です。富裕層への税金問題と同じく、どこかで利権が大きいため、政界ではタブーとでもされているのでしょうか…腹立たしい限りです

2012年に学費年間12000ドルというのは、一般的にはReasonableなほうの値段ではないでしょうか。(現在年間8000ドル程度としている大学が多いです)
それは多分、寮費や生活費を含んでいません。自宅から通う州立大学(Cal State xx)などの場合は、年間1万ドルはかからないかもしれませんが、総合大学(University of California xx)などは,フレッシュマンの寮生活を義務付けており、寮費を入れると 年3万ドルはゆうにかかります。

私立大学などは大体年間5万ドルですからx4年間で 20万ドル!!ですね

年収10万ドル~15万ドルクラスの家庭には、Aidもほとんどもらえず、ぎりぎりの線でつらいところです。これは贅沢と割り切って、堅実な選択をする学生や家庭も確実に増えています。

知り合いのDr.の家庭は、スカラシップもなく、Aidもなく、1人目はNYUでやはり年間5万ドル、2人目も最近コロンビアに決まり、年間5万ドル払うようですが、年収30万ドル-40万ドルの家庭には、全く痛くはないようです(笑)

今日は別の同僚(日系アメリカ人)と話をしたのですが、お子さん2人、UCXXを無事卒業したのですが、一人(兄)はMedical schoolへ、もう一人(弟)は就職がなかなか決まらず、インターンをしているそうです。学費はAidだけでは足りずHome equity loanを借りたと言っていました。せっかくUCを出ても、景気の悪化のせいで希望どうりの職につけないリスクもあるのですね。。。Occupy Wall St.,もトップスクール卒業生が参加しているらしいですが、大量のスチューデント・ローンを抱えて希望の職に就けない、投資がリターンされない場合もある厳しい現実を再認識しました。

久美さん、かきもちさん、Jayさん、レスをありがとうございます。

College Financial Aidは不可解・不可思議な所が色々ありますよね。

全体として、Upper Middle以上の所得階層からできるだけ搾り取り、
それ以下の所得層にはAidを出すことで公平性を出そうと言うのが
システムの意図なのかと想像します。それが上手く作用しているか
どうかは???ですが。

大学生の子供が一人だけいる標準的家庭だと、所得100Kを越えると
州立・公立のNeed-Based Financial Aidのチャンスはグンと減ると
言われてますが、実際の所はどうなのでしょうね。でも、私立はもう
少し上まで考慮してくるという話をよく聞きます(大学生の子供が
複数いればもっと上まで)。

いくらFinancial Aid制度があると言っても、所得基準をかけ離れて
延々と大学費用が上昇するのは無理があるように感じます。いつかは
なんらかの形で歯止めがかかると思うんですが、それがどんな形に
なるかはまだ予想もつきません。

長い目で見たら大学の学部教育はまだまだリターンの高い投資だと思い
ますが、これまでのように「巨額のローンを背負ってでもエリート校に」
といった風潮は少しずつ「大学教育の質・効果と進学費用の効率性」といった
方向に変わっていくのかもしれません。

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