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自閉症児育児、備忘録 ~その2

さて、続きですが、
こちらの学校に入るとすぐ、IEPが作られました。Individualized Education Program というやつですね。これに沿って、1年間の学習内容が決められます。
これは、障害のある子だけでなく、普通のクラスにいる子でも、部分的に特別な指導が必要な場合には作られることがあります。

それが送られてきてすぐ目を通し、親と学校でミーティングをし、合意に至ればサインをするという手順になります。

私たちの場合は、ゼロからのスタートですので、お互いにまだどうなるかが全くわかりません。なので1回目のミーティングではサインはせずに、とりあえずはこれで始めて、あとで調整していきましょうとなりました。

これと同時に、もう家探しを始めていました。(入ったばかりの学校には秘密で。^^;)
田舎からボストン近郊まで、限られた時間で行ったり来たり、インベントリーも限られていましたし、ゆっくりと選ぶ余裕はありませんでしたが、私たちの低い予算にしては、いい学区に家を買えました。

スペシャルエデュケーションの場合は、統一テストや普通の評判だけでは見えないものがあるので、学区選びは非常に難しいです。当時はまだ情報も少なかったので、ある意味、ギャンブル状態で、まあまあ評判の良い市やタウンを選び、そこに家があればそれでいいやという感じでした。今思えば、もっと慎重でも良かったかな。。。

でもそうしたら買いそびれていたかも!

新しい学校には、9月からの入学になりました。夏休みも半分以上学校に通うので、そこまではそのまま田舎の学校にいました。(夏の間に私は家の改装。)

基本のIEPは前の学校からの引き継ぎになりますが、新しい学校に合わせて、もう一度見直すことになります。新しい学校は、週5日のクラスになりました。先生もスタッフも校舎も、前の学校よりずっと充実しているようでした。
お金持ちの多いタウンの一番安い家を買って良かったと思いました。笑

新しい家に移ってからは、小児科やボストンにある病院の予約を開始し、MassHealthの申し込みをしました。MassHealthは、低所得者や障がい者などが加入する州の保険です。

我が家のような中間層は、タダではないです。
その中のCommonHealthという、プレミアムも払う保険になりました。しかもこれが全部払うわけではなく、あくまでも、私たちの入っている民間保険が払えない分を、補助的にサポートするという形です。

でも、これで安心して子供をいい病院に連れていくことができるようになりました。検査費用は高額ですから助かりました。
残念なのは、医学的に効果があるとされているABAなどのセラピーは、カバーの対象外というところです。

ここまでの間、ハッキリ言って、息子の様子にはあまり変化はなく、むしろ生活の変化のせいでかなり難しい状態でした。

そして、ちょっと焦りが出てきた頃、ある事件が。。。

つづく。