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Mutual fundのcapital gain distributionとlossについて

あるMutual fund (JMCVXです)が、昨日12/19(金)に21.1%も下がっていたので、どうしたんだろうと調べてみたら、capital gainとdividenの分配があって、ほぼその分だけnet asset valueが下がったようです。このファンドは1年以上保有しているのですが、これによって過去からのトータルも9.4%のロスになりました。(実際には分配があった分だけファンドを自動的に再購入しているはずなので、金額的にはマイナスにはなっていないと思うのですが。)
それで二つの質問なのですが、(1) ネットで調べると、こういったcapital gainの配分に税金がかかるので、その配分が起こる前に売ったほうがいい、という記事を見かけるのですが、実際、そうなのでしょうか? 例えばこういうファンドを売って、よりtax efficientだと言われるindex ETFなどに買い換えた方がよかったのでしょうか? (2) 分配の結果、今はこのファンドのトータルはマイナスになっているのですが、これを12月中に売却した場合は、long termあるいはshort term lossとして(多分snort term lossになるのかと思いますが)、他のファンドから発生したlont termあるいはshort term gainを相殺できるのでしょうか? また、できたとしても、これはいい戦略だと言えるのでしょうか?
以上よろしくお願いいたします。

1)分配が起こる前に売った場合、自分が買った時と売った時の価格の差がCapital Gainになります。分配だったら、ファンドそのものが売却した資産がLong TermかShort Termかで分けられます。そのため、ファンドそのものは1年未満の保有でShort Termになるが、分配金はLong Termになることがありえます。そうなるとファンドの分配直前に売るのは有利とはいえません。もっとも、価格の差とファンドの分配は金額的に必ずしも一致しないので、結局はその時の状況よると思います。
分配が少ないファンドであれば自分が売却するタイミングで課税される(分が多くなる)ので、コントロールしやすくなります。

2)「トータルがマイナス」と書かれていますが、NAVが下がった分だけを見た場合ということですよね。その場合は1年以上保有していた元のShareはLong Term、分配金で再投資された分はShort Termとして扱われます。Cost Basis(原価)をどのように報告するかで変わると思いますが、最終的に損失になるのであればLong Term同士、Short Term同士で相殺できます(それでも損失になった時は年間$3,000まで他の所得と相殺可能)。

どのような戦略がいいかというのは難しいですが、税金的にタイミングが合えばもっとTax Efficientなファンドに買い替えても良いかもしれません。

Nobuさん、どうも分かりやすい説明どうもありがとうございました。色々なmutual fundを試してみましたが、tax efficient、expense ratioが安い、という点からも、結局index ETFにしていくのがいいのかなと思いました。

JMCVX Perkins Mid Cap Valueであるとすると、
http://www.morningstar.com/invest/funds/59399-jmcvx-perkins-mid-cap-valu...
でみますと、税金のことを除けば、分配金を再投資する場合の各年の年末に出る分配金によるリターンの減少はほぼないように見えます。

税金については状況は少し違いますが、以下のようなことだと思います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/8943/
投資家に分配金のニーズがあるのかが、この商品の選択のポイントになります。毎月の分配金を生活費等に使う予定ならさほど悪い選択とはいえません。ただし、再投資するつもりなら、毎月分配型であることは税制上不利になります。分配の都度、課税されてしまうからです。分配型を買って再投資するのでは、再投資する元本が源泉徴収される税金分だけ減ってしまいます。

Morningstarのグラフは「Growth of 10K」で再投資を前提としたもの、下のYahoo!のグラフはファンドの価格のグラフで、違いがよくわかります。

http://finance.yahoo.com/q?s=JMCVX

理屈で言えば分配金とNAVの減少は等しくなるので税金がかからずに再投資できれば分配金によるリターンの減少は(と思えるもの)はなくなり、Morningstarのグラフでは現れません。リタイアメント口座で運用すればグラフ通りのリターンになるでしょうね。

なお、AllAboutの説明は日本のものなので源泉徴収となっていますが、アメリカでは普通は源泉徴収されません。確定申告の時に利益に対して課税されますから分配の都度課税されるのは参考さんが書かれているとおりです。

細かいことですが、ちょうど以前から気になっていたことなので便乗して質問です。

毎月分配型のファンドは、おもに税効率が悪いという理由で日本では確かに悪役視されていますが(正しい認識だと思いますが)、この議論はそのままアメリカの場合にもあてはまるのでしょうか?日本の場合、分配の都度源泉徴収されるため、結局「分配の都度課税され」ますが、「アメリカでは普通は源泉徴収されません」ので、「分配の都度」の課税ではなく、underpayment penalty(を防ぐための予定納税や天引き額の追加)を考えなくていいとすれば年一回分配の場合と税効率は変わらないように思えます。もしpenaltyを気にしないといけないとしても、手間を厭わなければ四半期ごとの予定納税で回避できるので、少なくとも年4回分配の場合と同効率になるのではないかと思います。

実際、巷には税効率を含めてコストを気にする文献がたくさんありますが、(ごく限られた私の経験の範囲では)アメリカ向けのものでは毎月分配型を税効率の観点で否定しているものは見たことがないように思います。分配金を出すだけのために現物資産を売却して現金化しているような場合なら、売買が高頻度になることによるコストは生じますが、たとえば株式の配当をそのまま分配しているような場合ならそれもありませんし、いずれにしても税効率とは別な話です。

私の認識がどこか間違っていて、実はアメリカでも毎月分配型のファンドは税効率上の理由で悪い選択だというのが定説なのでしょうか?

ちょっと混乱があるようなので。「税金については状況は少し違いますが、」と言いましたように、私の引用先は日本のケースであり、本ケースでは源泉徴収はありません。また、本ファンドは「年一回」、分配金をかなり出すことでPriceをほぼ増えないように意図的にやっていると思います。毎月分配ではありません。

以下にVO(Vanguard)との比較を上げます。
http://finance.yahoo.com/echarts?s=JMCVX+Interactive#{%22range%22%3A%225y%22%2C%22scale%22%3A%22linear%22%2C%22comparisons%22%3A{%22VO%22%3A{%22color%22%3A%22%23cc0000%22%2C%22weight%22%3A1}}}

VOでは「年2回」、分配金はトータルでもずっと少なく、よって長期運用に向いていると思います。どちらが良いかは個人の目的によるとしかいえません。短期運用の方はVOなどなどとのコスト比較も考える必要があるでしょう。

>Jinmeiさん

専門家でも無い私が答えるのもなんですが、私の考えを。
毎月分配型の問題点は税効率ではなく、ちょっとした詐欺商品な場合があるからだと思います。

まあ元々日本だと投信とかあんまり売れない(売れてなかった)。そもそも日本での分配型って昔は「安定商品」で、こっちで言うならbond fundレベルなrisk&rewardでした。日本人的には魅力が薄い(投資というのは儲かるものだと信じてるから 笑)。
ところが世の中頭がいい人は結構いるわけで「年6%の利回りを想定できるこのファンドだとおよそ12年で倍になりますよ」という話よりも
「年6%を毎月配当として分配するので100万円おあずけいただければ、成績にもよりますが大体毎月5千円配当が貰えます。1千万なら毎月5万円!」
という目の前に転がってる(転がってくる)数字の方が、特に老人には向いてるんじゃないかと発想した人がいたんでしょうね。
21世紀に入ってからの低金利を背景に高配当利回りを謳った分配型ファンドをリタイアしたばかりの団塊世代向けに売りまくりですよ。

で、ファンド成績がやばくなっても配当を続けます。もちろん利益なんてあげてないのでいわゆるタコ足配当(negative profit & capital of return)。
基本日本の分配型の大半がグロソブだったので、ギリシャがやばい~とか一般人が言うようになったころ(もしくはもうちょい前)には、もう死に体のファンドばかり。
NAVなんて目も当てられない。
運用なんて適当な海外ハイイールド&グロソブを混ぜあわせて放置してただけですからね。
ファンドに投資してた人は毎月○%の「配当」をもらってるつもりだったのに、実際には手数料/管理費を取られた上で預けた金をちまちま返してもらってただけという。

そんな、どっかのインチキ商品投資会社の自転車操業みたいな話が一部(ないしは無視できないレベルの大部分)で繰り広げられてたので、日本では「毎月分配は悪」という考えが根強いのです。
アメリカで問題にならないのは、
1. そういう問題があるようなファンドは既に淘汰済み(かつて通った道? 笑)
2. そもそもファイナンス教育が投資余裕がある人ほどされてる(日本はファイナンスって何?というレベルの人たちの投資パワーの方が大きい)ので分配型のリスクを知ってる
3. そもそもindex fund主流なのでminority問題
といった感じなんじゃないかと思います。
ちなみにアメリカでも日本でも他の国でもtarget annual distribution ratioに向けて調整するので、タコ足したことが無い毎月分配型ファンドはリーマン後にできたやつでも無い限り多分存在しないんじゃないですかね。マーケットクラッシュしたら必ず起こるといって差し支えない。

ちなみに、みんなだいすきVanguardにも毎月分配型ファンドあります(笑
"Payout"って名前がついてるのがそれですが、かつて3つぐらいあった気がしましたが今は1個だけ?っぽいですね。
人気も出ずに消えていったのでしょう(笑
https://investor.vanguard.com/mutual-funds/managed-payout/ (VPGDX)
fund pageでみるとdistributionタブのところでreturn of capitalのYTDが見れますが、現在全配当の49%がRoC(笑
4%のtarget利回りを謳ってるのですが、達成できてるとしても実質2%ってことですか?(酷いなあ vanguard fundとは思えない)

ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ったく食指が湧きません(笑

通りすがりさん、

日本での毎月分配型ファンド、確かに商品の内容(無意味に複雑かつ概して高コスト)や販売方法(配当金ばかりを強調)が詐欺的なことが少なからずあるという問題もありますね。ただ、税金上の問題も大きな欠点として指摘されてることが多い(たとえばこのトピックでも挙げられてたallaboutの記事でも指摘されてています)と認識していますし、私自身もその指摘は妥当だと思っています。

アメリカの場合、(なぜかは私にはよくわかりませんが)債券型のファンドは毎月分配型のものが多いようですね。

>Jinmeiさん

まあ日本において毎月分配型に税制上のデメリットがあるのは事実ですが、多くの投資家の認識が「悪」となってるのは半詐欺ファンドの横行所以だと思います。
少なくとも日本において「毎月分配型を買ってはいけない」とおっしゃってる方々が問題にしているのはタコ足配当です。
ちなみにやり玉にあがるグロソブは銀行利子が0.数%とか(ないしは0.0数%)の時代に6%とかの配当利回りを謳ってた商品です。
もし本当に目標利回りをタコ足無しに達成できていたならば、銀行にあずけている場合との差を考えたら税金なんて誤差でした。
そして投信会社等は配当利回りをさもファンドの成績によって出てるかのように吹聴していたので、ダマされる人続出だった・・・から未だに恨まれてるようです。
(未だに塩漬けの人多いみたいですし)

なお、一般的に毎月分配型と日本で称しているものは「想定利回り」(ないしは目標利回り)をProspectusに盛り込んでいるものをいうので、
アメリカでのREITやBond等でのMonthly Distributionとはちょっと話が違うと思います。
REITには95% distribution ruleがありますが、他に強制的に分配金を払わなくてはならない状態という事はありませんので。

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