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日本の国民年金

この掲示板には、アメリカに長期滞在、場合によっては半永久/永久に住んでいる/住む予定である人が多いように思います。私もそうです。
そういったアメリカ滞在日本人にとって、日本の国民年金は任意加入して払っておいたほうがいいのか、払わないほうがいいのか、ここにいる方々のお考えはどうでしょうか?もちろん、個々人の状況、考え方、によっていろいろな意見があり、絶対的な解は存在しないのは承知ですが、みなさまのお考えを伺いたいと思います。

ちなみに、私は日本の国民年金は(払う金銭的余裕はありますが)払っていません。「合算対象期間(カラ期間)」として期間だけ加算されていっている状態です。額は加算されません。こちらの職場の401kに加入しています。それとは別に、after taxの資金もMTFで運用しています。

個人的には、「引退後に日本に帰る可能性が少しでもあるなら任意加入したほうがよい」と思っています。日本で引退後の生活を送るなら日本円のまとまったお金が必要であること、一方で引退までの多くの時間をアメリカで過ごす場合に円建てで形成できる資産として費用対効果の点で他に有力な手段が見当たらないこと、ドル建てで形成した資産を円換算しながら円建ての引退生活を送る(=為替リスクを取り続ける)のはリスクが高すぎると思われること、が理由です。手前味噌ですが、この話題については具体的なモデルで計算してみた内容などをblogの形でまとめています。

私自身は、引退後(場合によってはそれ以前でも)に日本に帰る可能性は十分あると思っているため、国民保険には任意加入を続けていますし、付加保険料も払っています。

一方、引退後に日本に帰る可能性がまったくないと言い切れる人の場合、私個人としては突っ込んで考えてみたことはありませんが、判断はもっと微妙でしょうね。将来の減額や支給開始年齢の引き上げなどはある程度覚悟しないといけないにせよ、物価上昇にもある程度追随してくれて死ぬまでもらえる収入のアテをもう一つ持っておくことには依然としてそれなりの意味はあるとは思います。一方、引退生活がドル建てであれば円建ての年金収入を得ること自体の利点がほとんどないこと、国民年金の保険料を払うための日本円を用意するコスト自体も無視できないであろうことなどを考えると、全体として合理的な投資先かどうかは自明でないように思います。少なくとも、アメリカで税優遇措置を受けられる口座に拠出できる余地があるうちはそちらを優先する方が理にかなっているようには思います。

私は帰る可能性は意外と低いと見ているものの、夫婦ともども在外任意加入していて付加年金も払っています。

最大の理由はjinmeiさんも指摘しているように「物価上昇追従機能付き死ぬまでもらえる収入」として考えているからです。
よく現在収めても回収仕切れないとか言われますが、そもそも「死ぬまでもらえる収入」を平均寿命で考える事そのものが間違ってると私は思っています。
国家が運営している年金は「死ねなかった時保険」です(笑

基本的に401kにしろIRAにしろ4%ルールとかそのあたりで妥協した数値で考えますが、通常100歳とかまでの数値では考えませんよね。
4%ルールも33年まで程度なら資金枯渇は無いという風に考えられているだけですし、引退後40年とか間違って生きちゃうことも(僅かながら)ありえます。

もちろん、早く死んじゃった時のリスクやほぼ運営破綻といってもしょうがないぐらいの低額まで落ちてしまうリスク等あるかもしれませんが、
そんなものは間違って生きちゃって資金枯渇して他人に迷惑掛けまくりとかよりマシかと。

あと一つ忘れてましたが、国民年金には障害年金も加わってるのはポイント高いです。

在外者の診断をどのようにするのかよくわかってませんが、法的には国民年金と障害年金はセットなので国民年金に加入している限りにおいては障害年金の受給資格も発生するはずです。
そして障害年金の受給において国内住所の有無は問われないはずです。
(というか、普通に障害年金もらって海外移住とかTVに流れてたことがあるぐらいですし 笑)

まあ、これはあくまでも不測時における希望的観測にすぎないので全く当てにはしていませんが。

ゲスト様、

私も市民権を取る前まで、任意加入していました。
理由はJinmeiさん、通りすがりさんの説明どおりです。

私は60歳から特別支給の老齢厚生年金を受給しています。現在62歳ですがまだ働いているので
アメリカの年金は受給していません。
SS,GOVを読むと、WEPで減額される金額も今、受給している金額ではそれほどではないようなので、
65歳になって日本の年金が満額で支払われる前、64歳で、SSを受給しようと計画しています。

友人はうっかり日本の年金が二か月分支給されていることを説明せずに、二倍日本の年金を受給していると
報告したため、かなりSSが減額されてしまったそうです。

皆さんはご存知ありませんか。

14万も年間でカットされてしまうそうです。本当にショックです。かなりいい加減な管理をしているようです。
http://ameblo.jp/64152966/entry-12222827693.html?frm_id=v.mypage-checkli...

それにこの間ぐらいまで円が101円ぐらいだったのが現在は113,4円の円安ではこちらの受け取り額も少なくなってます。

既に受給しているものです さん

>友人はうっかり日本の年金が二か月分支給されていることを説明せずに、二倍日本の年金を受給していると
報告したため、かなりSSが減額されてしまったそうです。

この場合SSオフィスへ行って説明したり日本からの書類(送付書が日本から来ます)を持って説明すると訂正して貰えませんか。

私も日本の厚生年金を僅かにもらっている状態で、65になる前の去年の暮れごろSSを申請しましたが、この時はメディケアの申請のつもりでしたが同時にベネフィットの方も受給しています。そして今年65になったので老齢年金も受給しています。
先行き日本の方の金額が減らされるようですが、無事に日米の年金が入金するようになると安心出来ます。

> 14万も年間でカットされてしまうそうです。本当にショックです。かなりいい加減な管理をしているようです。

まあ私は政府の人間じゃないので擁護するのもあれですが、「かなりいい加減な管理」というところには疑義ありですね。
世界の国の年金に比較した状態においての日本の年金の問題はSustainability、すなわち継続・持続性がメインで、
それの所以はgovernment debt(政府のGDPに対する借金比率)やcontributions(年金加入者比率)、それからassets(資産)です。
regulation、governance、protection、communication、costなどから形成されるintegrity(誠実性)はメルボルンインデックス上においては中位~上位です。

ご提示のwebsiteのような一片の偏った方向からの視点からのみの年金たたきはたくさん存在しますが、
もう文句を言うための文句を並べているだけでなんら建設的じゃなく、contributionsを減らすための運動をしているだけにしか見えませんね。

mercerのmelbourne global pension indexはわかりやすくデータを示しているので必見です。
http://www.mercer.us/our-thinking/mercer-melbourne-global-pension-index....

日本の問題はintegrityよりもsustainabilityなのが一目瞭然かと思います。
いい加減な管理の場合はintegrityが低くなります。アメリカとどっこいどっこいです。日本年金のintegrity。

> それにこの間ぐらいまで円が101円ぐらいだったのが現在は113,4円の円安ではこちらの受け取り額も少なくなってます。

これはどうしようも無いですね。海外資産の最大の弱点ですから、為替リスクは。

分かりやすいサイトを教えて頂きありがとうございます。
少し安心しました。

まあ正直すでに受給中の方々はむしろ公的年金の最大リスクであるところの政体リスク、たとえば政府の維持、制度の維持、人口に伴う社会的要素の変化等のリスクが現役に比べたら遥かにすくないので心配なんてする必要がないかと。

本来ならいい加減相互扶助制度から積立制度に移行するべきですが、このあたりは利権的に無理なのでしょうね。極一部の国では積立制度だったり積立の一部の投資先を選べたりします。積立の問題点には年金を納めれない経済的弱者の扱いもあったりします。色々面倒臭くなってじゃあもう全部ひっくるめてbasic incomeでいいよ!っていう動きも有りますがあれはあれでどうでしょうね。

確かに制度の運用と称して無駄というか違法に近い出費があったのは事実ですが、どんな組織でも腐ったやつとそれに群がるうんこバエみたいなのは居るわけで、一片を切り取ってすべてを語ったり木を見て森を見ない、またそれで憂うのは愚かだと思います。

公的年金はあくまでも補助。自分がどうこうできるような物はほぼ皆無なので、FI的にはそれだけに依存しない確かな経済的独立を目指すべきですね。

私はむしろかなり低い可能性ですが何とか日本へ帰りたいと模索している者です。夫は日本語の話せないアメリカ人で現実的ではないですが、老後私が養ってもいいと思っています。アメリカに十分な資金はありますが、ドル建てで形成した資産を円換算しながら・・・という部分にはっとさせられました。

日本で厚生年金を納めていた期間が13年ほどあります。以前は25年だった年金受給資格が10年になるとのこと。この先10年を更に収めていこうかと検討しています。なんだか希望が出てきた気がしています。

個人的には、「引退後に日本に帰る可能性が少しでもあるなら任意加入したほうがよい」と思っています。日本で引退後の生活を送るなら日本円のまとまったお金が必要であること、一方で引退までの多くの時間をアメリカで過ごす場合に円建てで形成できる資産として費用対効果の点で他に有力な手段が見当たらないこと、ドル建てで形成した資産を円換算しながら円建ての引退生活を送る(=為替リスクを取り続ける)のはリスクが高すぎると思われること、が理由です。手前味噌ですが、この話題については具体的なモデルで計算してみた内容などをblog の形でまとめています。

> 日本で厚生年金を納めていた期間が13年ほどあります。以前は25年だった年金受給資格が10年になるとのこと。

日米社会保障協定による保険期間通算の制度がありますので、仮に受給要件の加入期間が25年のままだったとしても、アメリカでsocial security taxを収めていた期間と合わせて25年以上になれば日本の年金の受給資格も得られます(ただし当然ながら年金額自体は減額されます)。たとえば厚生労働省の資料をご参照ください。このページに社会保障協定の原文PDFへのリンクもあります。

> 日本で厚生年金を納めていた期間が13年ほどあります。以前は25年だった年金受給資格が10年になるとのこと。この先10年を更に収めていこうかと検討しています。

まず日本の年金の任意加入や支給開始年齢の繰り上げ(開始を早める)、繰り下げ(開始を遅らせる)の検討をする場合は、
ねんきんネットの登録をしてシミュレーション(年金見込額試算)すると良いと思います。
色々なパターンを未来の加入状態も含めて細かく設定した上で、それらの各パターンをグラフ比較出来ます。

https://www.nenkin.go.jp/n_net/

厚生年金部分や国民年金加入状況で色々変わってくるとは思いますが、私は基本的に「金銭に余裕がある限りにおいて、出来る限り任意加入し、出来る限り支給を遅らせる(繰り下げる)」べきだと思っています。
任意加入をすれば支給金額が加入月数に応じて増えます。
また支給を遅らせれば一月に付き0.7%増額されます(70歳まで繰り下げれば42%)。

概ね60歳繰り上げ支給と通常支給開始(65歳)とでは損益分岐点が75歳ぐらいに来て、
分岐点を超えると通常開始の方が総支給額が上です。
また通常開始と70歳繰り下げ支給との分岐点は80歳前後ぐらいに分岐点が来て、分岐点以降は70歳繰り下げの方が総支給額が上です。

余談ですが、よく「平均寿命」で年金の損益分岐を語る時がありますが、あれはひじょーーーーーに間違っています。
少なくとも平均余命で語るべきで、支給開始可能年齢前にお亡くなりになるようなケースを考慮する必要はこれっぽっちもありません。平均寿命なんて生まれたばかりの0歳児の平均余命ですから、どんだけ意味のない数値で物事語ってるんだと思います。最悪でも年金加入年齢の20歳で語らなきゃ。
実際には60歳以降の支給が出来るようになった後のみを考えるべきで、その場合、
60歳:男性23.55、女性28.83
70歳:男性15.64、女性19.92
80歳:男性8.89、女性11.79
90歳:男性4.38、女性5.70
ですから、60歳迎えた男性は60+23.55=83.55まで、女性は60+28.83=88.83歳まで「生きちゃうのが普通」なのです。

平均余命の表がある簡易生命表平成28年度版:
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanj...

平均寿命と平均余命の簡単な説明:
http://mainichi.jp/sumamachi/news.html?cid=20130720mul00m040032000c

通りすがりさん、平均余命の説明サイト貼って下さりありがとうございます。 今までこの違いがよく分からなかったので大変ありがたかったです。

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