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アメリカ人夫と現在日本で暮らしています

アメリカにリタイアメントアカウントというものがあると聞きましたが夫もアカウントは持っていません。夫に質問しても、いまいち理解出来ずこちらでお聞きしたく質問させていただきます。ちなみに、夫の言うリタイアメントアカウントとは、年間〇円まで!と、入金できる額に制限があるものの、長期間かけて入金していくと金利が大きくて20年後とかには例えば2000万円が8000万円くらいになる・・・というものでした。
・アカウントを作るときはアメリカで就職していないと不可ですか(夫の国籍はアメリカで日本では配偶者ビザで滞在しています)
・日本国籍のみの私でもアカウントを作ることは可能ですか
・元金2000万円までは保証があると夫はいうのですが、本当でしょうか

リタイアメントアカウントとは、アメリカで払わなければならない所得税を今すぐではなく、リタイアした後に払う特別な口座と考えてください。あくまでも税金の支払い時期が変わるだけで、所得税の支払を先延ばししているのです。それ以上のものではありません。ではなぜ、そういう制度があるかというと、働いている間は税率が一般的に高く、リタイアした後は税率が低くなることが多いので、所得税の支払を先延ばしすればたぶん得になるだろう、という考えです。

その口座では自分で選んだ「投資先」でお金を運用します。それは株であったり、銀行の預金であったりします。どれだけ増えるか(あるいは減るか)はその投資先で決まります。ですので、リタイアメントアカウントだから金利が大きく、ということはありません。あえて言うのであれば、所得税を払わなくて良い分、それを再投資に回してより増やすことができることになります。

また、アメリカの所得税を先延ばしにするだけの制度なので、リタイアしたときにどの国にいるかでも有利/不利は変わってきます。ずっと日本に暮らす予定で、現在、アメリカに納税していない状態(免除されている状態)であれば、アメリカの所得税とは関係ないので、得になることもないでしょう。

ご質問にお答えるすると

1.アメリカ国籍の人が海外で働いていて、アメリカに確定申告をしていれば、IRA(Individual Retirement Account)に拠出できる可能性はあります。ただし、Foreign Earned Income Exclusionを使ってアメリカに所得税を払っていない場合、IRAに拠出することはできません。

 参考:https://1040abroad.com/blog/5-things-know-iras-for-us-expats/

ただし、海外に住んでいるアメリカ国籍の人に対してアメリカの金融機関がIRA口座をどのくらい簡単に作ってくれるかは分かりません。

2.日本国籍のみ、という条件ではアカウントを作ることはできませんが、働いていない配偶者であれば可能性はあります。

3.元本保証はリタイアメントアカウントそのものにはありません。実際にお金を運用している先が銀行であれば、FDICの保証がありますが、それはリタイアメントアカウントでなくても保証されます。

リタイアメントアカウントに対する理解の度合い、現在日本にお住まいということ、金融機関の対応などを考えると、ハードルは高いと思われます。

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