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IRAをはじめるにあたって、またポートフォリオの資産分配にあたっての質問です。

はじめまして。
2008年のタックスリターンを行った際に、節税対策としてIRAに投資するよう会計士に薦められ、あわててIRAアカウントを開設することになったものです。投資に関して全くの素人で何の知識もなかったため、ネットでIRAについて検索中にこちらのサイトを見つけました。このような素晴らしいサイトを運営くださり、心よりお礼申しあげます。

こちらのサイトで勉強させていただいた内容を踏まえ、Index Fundを中心に投資しようと思うのですが、Mutual Fundとは(株も一緒かと思いますが)
1. 同じ金額を投資した場合、FundのPriceが安い時にはより多くのShareが買え、高い時には少なめのShareしか買えない。
2. 一旦購入したShare数(?)は、そのFundの価格が上下しようとも売り買いしない限りはShare数に変化はない。
と理解しています。もしこの理解が正しく、また将来リタイアする頃(現在30代後半ですのでリタイアまでに30年弱あります)までには株価はまた上がると仮定すると、株価が暴落している今Stock Fundある意味買い時ということになるのでしょうか。
(もちろん、これからの株式市場がどうなるかは誰にもわかりませんが…)

また、以前の勤務先(現在は専業主婦です)に置いたままになっている401Kは100%Stock Fundに投資しているのですが(当時は何も判らず、ただただ適当に銘柄を選んでしまいました…)、Diversityを持たせるため、時機を見て数10%分はBond Fundに分配したいと思っています。が、Bondは金利と逆の値動きをするとのことなので、現在は比較的Bond Fundが高い時期だと思います。ならば今は分配せず、Stock Fundが値上がりした頃を見計らってBond Fundに分配したほうが良いということでしょうか?

さらにはこれを機に毎月ドルコスト平均法でIRAに投資しようと考えているのですが、2009年度MAGIが$166000を少し超えてしまうかもしれません。もし超えた場合は控除できないだけで、IRAに投資すること自体には問題は発生しないのでしょうか。

勉強を始めたばかりで、バカな質問をしてしまっているかもしれませんが、
何かアドバイスいただけるとありがたく存じます。よろしくお願いいたします。

patsuさん、すごく良く勉強されたようですね。現在は株価下落で今までは一般的だった方法がそのまま通用するか分からない状況です。そのため、なかなかコメントしにくいのですが、自分の意見も交えて書いてみます。

「1. 同じ金額を投資した場合、FundのPriceが安い時にはより多くのShareが買え、高い時には少なめのShareしか買えない。」

これはドルコスト平均法のことですね。毎回、同じ金額を買うことにすればこのようになります。

「2. 一旦購入したShare数(?)は、そのFundの価格が上下しようとも売り買いしない限りはShare数に変化はない。」

その通りです。ただし、分配金(Distribution)を再投資した場合はそのときに新たにShareを買うことになるので増えます。再投資は一旦自分でお金を受け取って、その瞬間に同じファンドを買うことを自動的にするものです。

もし今後、株価が上がっていくのであれば、今が買い時というのは、確かにそうかもしれません。ただし、最近、株価がピーク時と比べて大きく下がったから今後は上がる、という保証もないといえます。

Diversityを持たせるために違う資産クラスに分配するのはリスクを減らす一般的な戦略ですね。金利が下がっているので債券が値上がりしているのも事実です。では、債券投資を待ったほうが良いか?となると微妙です。今後、金利が上がれば債券価格は下がりますが(長期債券のほうが顕著です)、いつ金利が上がるかは分からず、さらに長期国債の買い入れ政策などで長期金利がさらに下がる可能性もあります。

答えにはなりませんが、401(k)の中だけで分配を考えるのではなく、例えば課税口座でCDや預貯金が十分にあれば、401(k)ではリスクを高くしても構わないという考えもありかもしれません。

$166,000の控除リミットですが、控除にならない分は「None Deductible IRA」という扱いで拠出することは可能です。一般的には控除にならないならメリットは少ないのですが、2010年にはIRAからRothIRAへのConvertの年収制限がなくなるので、それのためにIRAに満額出して出しておくことは良い考えです。ただし、Deductibleと None Deductible の拠出が混ざると、引き出す際に計算が面倒になります。拠出する前に税理士や会計士と相談すると良いでしょう。なお、$166,000のリミットが適用されるのは職場でリタイアメントプランが提供されていない場合です。

http://www.irs.gov/retirement/article/0,,id=202510,00.html

Nobuさん、何とも初歩的な質問にもかかわらず、早速丁寧な回答をいただき、誠にありがとうございました。

詳細な解説のお陰で、少しですが投資というものが何かがクリアになったような気がします。と同時に、様々な情勢を勘案する必要性に改めて気づき、投資とは奥深いものだなぁと唸っております。

またの質問で恐縮ですが、「$166,000のリミットが適用されるのは職場でリタイアメントプランが提供されていない場合」とのことですが、主人の職場ではProfit Sharingと言う名称(”だと思う”とのことです...)で、年収とは別に、年収の10%分を勤務先が拠出してくれて、自分で選んだファンドに投資している”らし”いのですが(恥ずかしながら、夫婦揃って何が何だかよく分かっていないのです...)、これもリタイアメントプラン/403(K)(主人の勤務先はNon Profitです)の一種なのでしょうか? もしそうだとすると、この$166,000のリミットは適用されないのでしょうか?

Non Profit組織の「Profit Sharing」ということで、それがリタイアメントプランに当たるかどうかはプランの説明や給与明細などの書類を見てみないと判断は難しいですね。間違ってしまうとせっかく有利になると思って投資しても間違っているとペナルティなどが課されますから、Tax Returnを準備してもらった会計士に相談してみるのはどうでしょうか?

またHRやAdministrationに「これはリタイアメントプランといえるか?」と聞いてみて明確な回答が得られれば参考になるでしょう。ただ、HRの人などは税理の専門家ではないので、回答が明確でなければ、やはり会計士に聞くことになります。

もし職場でリタイアメントプランが提供されている場合、リミットはさらに低く、夫婦合算の場合は$89,000で控除金額が減り始め、$109,000以上で全く控除できなくなります。これも前の発言でリンクしたIRSのページのContribution Limitで解説されています。

Nobuさん、再度回答いただきありがとうございます。

そうですね、このProfit SharingプランについてHRからちゃんとした説明をしてもらうよう、主人に頼んでみます。また会計士にもリミットについて、もうすこし詳しく聞いてみたいと思います。

今までは、「投資=難しくて私には理解不能なもの!」と思い込んでおりましたが、このサイトとNobuさんの詳しい回答のお陰で、少し前向きに投資を勉強しようという気持ちになれました。本当にありがとうございます。これだけ充実したサイトを本業とは別に運営されるのは大変でしょうが、無理のない範囲でこれからも続けていただけると嬉しく思います。

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