掲示板

IRAと401K

リタイアメントについてご質問させてください。

質問1)
転職した後に、現会社の401kはNon-Matchingだといわれました。
この場合、401kの利用するメリットはあるでしょうか?

質問2)
2008年のTAXファイリングにもとづいて計算すると、年収制限を超えてしまい、IRAとRothIRAは年収制限のために拠出できません。
2009年は年収制限を超えない可能性が出てきたのですが、その場合は来年はIRAかRothIRAに拠出できるということでしょうか?年収制限がいつのデータを基に判断するかがわかりません。

質問3)
IRAかRothIRAが使えないとすればNon-Matchingの401kしか残されていませんが、この401k以外に何か有利に運用できるアイデアはないでしょうか?もしあるようでしたら教えてきただけませんか?よろしくお願いします。

ご質問の内容に対して直接の答を書きますが、実際には回答以外の可能性も検討する必要があり、総合的に判断する必要があります(特に質問3)。いくつか可能性も書きますので、さらに調べてPkenさんにふさわしい方法を探して見てください。

1)Company Matchがない場合、あまりメリットはありません。他の方法ではどうしてもリタイアメントプランに拠出できない、あるいは他の方法でも上限まで拠出してしまった場合には401(k)にマッチ無しでも拠出することになります。

2)年収制限は拠出する年の年収で考えます。2009年分を拠出するのであれば、2009年の年収で計算します。まだ今年の年収が確定していないのに拠出しなければならないので、年が終わって実は年収を超えてしまった、という場合は拠出がなかった事にするために引き出す必要があります。年収によってまったく拠出できない場合と、上限($5,000もしくは50歳以上なら$6,000)までは拠出できないが、低い金額まではオーケーという場合とあります。

3)お勧めできる方法はNon-Deductible IRAです。これはIRAなのですが、普通のIRAと違い、拠出額が節税になりません。しかも運用益は引き出すときに課税されるので、そのままだと普通は不利になるタイプのIRAです。しかし2010年よりIRAからRothIRAへのコンバートが年収に関わりなくできるようになるので、実質的に年収に縛られずにRothIRAへ拠出することができます。

例)

2009年:Non-Deductible IRAへ$5,000拠出する。これは年収制限を受けない。拠出額はDeductibleではない。
2010年:Non-Deductible IRAをRoth IRAへコンバートする。2010年より年収制限がなくなるので、自由に出来る。通常のIRAからコンバートするとその分が課税されるが、Non-Deductible IRAの場合は既に税金を払っているのでこの時点では課税されない。
リタイア後:Roth IRAから非課税で引き出す。

ただし、既に(通常の)IRAを持っている場合、Non-Deductibleに拠出すると、コンバートの際の課税金額の計算が面倒になります。面倒にはなりますが、税金のプロに頼むなり、自分でしっかりとPublicationを読めば出来ますので、注意すれば大丈夫です。

Non-Deductible以外で有利な方法というのは難しいですが、私なら状況に応じて次のようなものを考えます。

  • 通常の課税口座
  • 不利なように思えますが、Capital Gainが中心の投資であれば運用益に対して税率が低く、それほどは不利にならない場合もあります。

  • 非課税のMunicipal Bond
  • 利点、欠点もありますが、IRAやRothの拠出制限を超える年収なら考慮する価値があります。この掲示板でも何回かトピックとして挙がっています。

  • Annuity
  • これはかなり慎重に考えないと手数料やさまざまな条項で不利になる場合もありますが、他に方法がまったく無い場合、検討はして見るべきでしょう。

ご丁寧な回答、ありがとうございました。大変参考になりました。情報をもとに調べたいと思います。

2009年分のRoth/IRAの拠出期限日は2010年の4月15日ですので、
年明け後にTax Returnで2009年分の所得額を確認してから拠出
することもできるはずです。所得制限ギリギリならばそれが
無難かもしれません。

Nobuさんにご質問があります。横からすみません。

>1)Company Matchがない場合、あまりメリットはありません。他の方法ではどうしてもリタイアメントプランに拠出できない、あるいは他の方法でも上限まで拠出してしまった場合には401(k)にマッチ無しでも拠出することになります。

ということですが、もうずいぶん前(4,5年前?)にこの話になったとき、「TAXを今払うリスクと将来に払うリスクと分散することになるので、マッチ無しでも拠出したほうがいい」という展開になった気がするのですが、違いましたっけ?うろ覚えですので、もしかしたら私の誤解かもしれません。
スージーは「会社がマッチするところまでは401kに拠出しなさい、フリーマネーは全部受け取りましょう」と言っているんですよね。

私だったらマッチはなくとも、投資の手数料などはグループとして恩恵はあると思いますし、401Kの中のオプションで検討します。年のいっぱいいっぱいまでは拠出することはないでしょうが、それでも課税収入を減らすことにはなりますので、やっぱり1万ドルぐらいは入れるでしょうか。

ただ、これまで私がいた会社はどこもマッチングあり(ただしベスティング期間が4年でした)で、しかも私たち夫婦はまだRoth IRAにも拠出できる年収の範囲ぎりぎりなので比較条件は変わってくるのですが。。。

このご時世いつリストラや解雇の対象になるかわかりませんし、そうなったときの現金は手元に残しておいて、手数料は払わない、こつこつ余裕のある投資を401kで、それに税金が少なくて済む、やっぱりメリットはありますよね。
もし不幸にも雇用条件が変わったときはあっさりIRAにロールオーバーしておき、収入の低いであろう年にまとめてRoth IRAにコンバートします。

アーリーさん:

>という展開になった気がするのですが、違いましたっけ?

意図したところは「IRAにするか401(k)にするか、どちらかを選ぶのであればわざわざ401(k)を選ぶメリットはない」という意味でした。元の質問者のタイトルと質問3からして、どちらにするか迷っているようでしたので、まずはIRAに、という意味で私の考えを書いてみました。もちろん、IRAの拠出限度を越えてしまったら401(k)も良いと思います。

> 他の方法ではどうしてもリタイアメントプランに拠出できない、
> あるいは他の方法でも上限まで拠出してしまった場合には401(k)に
> マッチ無しでも拠出することになります。

この↑部分にそういう意味を込めたつもりだったのですが・・・。

税金をいつ払うかというリスクで言えば、例えばRothに$5,000、401(k)に$5,000を出すような状況なら、もちろん、401(k)にもマッチ無しで拠出することになります。

MONICAさん:
> 投資の手数料などはグループとして恩恵はあると思いますし、401Kの中のオプションで検討します。

これも401(k)によりますよね。私の勤務先などは大手のファンド会社が幹事にもかかわらず、その会社のベストファンドが401(k)の選択肢にありません(これ自体、すごく不満なんですが)。同じファンド会社でもっと低いものがあるのにもかかわらず、です。

どこにいくら拠出するのか、というのは本当にケースバイケースで難しいですね。

MONICAさん、NOBUさん、ありがとうございます。よく理解できました。

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