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ベビーブーマー、どこに行く?

私も夫もGen-X。大戦直後産まれのベビーブーマーの子供たち。日本で言うと団塊ジュニア。

アメリカでも、このベビーブーマーのリタイアで、色々な変化が社会に見られるんじゃないかっていう話をよく聞きます。

そのベビーブーマーの親、つまり私たちの祖父母の世代とは、またちょっと違うリタイアを求める人も多いなんて聞きます。例えば、フロリダみたいな安くて暖かい場所でまったりリタイアするのよりも、大都市やカレッジタウンみたいな若さの活気のあるところにいたい人が増えているとか。

私も自分たちの親を見ていて、そうだろうな~、と思います。
若者のように新しいものや好きなことに没頭するんですもの。
それか、Cheesyなまでにキラキラしたもの、カジノとか超人工的な巨大モールとかテーマパークみたいなものにも惹かれやすい。

われら、冷め冷めGen-Xはついていけない。^^;

夫の祖父母は、その世代のお約束パターンで、戦争から帰ってきて、郊外にポンポン建てられていた小さなクッキーカッター住宅を買って、その小さな家で子供5人育てて、フロリダに別荘買って、寒い時期はそっちにいるってのでした。

ところがね。数年前、おじいさんがボケはじめて、おばあさんももう自分で運転できなくなってきて、結局最近フロリダの家売って、ロードアイランドに帰ってきちゃいました。
今は、親戚がときどき連れ出す以外は、もう家でじっとしているしかできないらしいです。
一応はまだそれでもアメリカにしちゃ住宅が密集している町なんですけれどね。
なかなか日本の田舎町のようは歩けません。アメリカの車社会、こういう問題があるのよね。
自動車維持費もバカにならないし。

私はこれからこういう問題がもっと顕著になるんじゃないかと思っているんです。
言ってみれば、郊外に家と車を買って、モールに買い物に行くのをアメリカンドリームと見なすようになった最初の方の世代が、その環境を不便に感じだしたわけです。

こういう親を見ているベビーブーマーが、果たしていつまでも自動車依存度の高い場所をリタイアに選ぶだろうか?
そういうことをちっとも考えないのがほとんどのアメリカ人ですから、きっとヤバイ!と思うまで気が付かないかもしれないけれどね。。。

私は、公共交通が充実していて、歩けるストリートに若い人があふれているような場所は、アメリカでは非常に貴重ですから、こういった理由で次第に需要が安定してくる可能性があると思うんです。

これからは、一度は多くの中間層以上が捨てた都市生活に人気が集まり、不便な郊外は捨てられる時代になるかもしれません。
それなりにコンパクトさやメインストリートを復活、維持させている郊外ならどうにかなると思いますけれど。

だから、今回の住宅価格下落は、もしかしたら都市部の一角に不動産を持ついいチャンスかもしれないと。