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Net Worthじゃなくて、ゆとりを貯えたい

どうして我が家が、ボストン周辺の家でも買おうと思えば買えるのに買わないのか。

それはケチだから。

というのもありますけれど、

30年間も住宅ローン返済したくないから。

というのがもっと近い理由です。
だって、今私と夫は30代半ばでしょ。30年間で組んだら、払い終わるのは60代半ば。
せめて60までには、払い切っていたいわ。
もっと言えば、できればこどもが大学に入る頃まで、50歳くらいまでに払い切りたい。そうすれば、たとえ十分な学資が用意できなくて教育ローンを組むことになっても、どうにか払えると思うのね。

ってことは、10~15年くらいで終わる住宅ローン額でないとダメってこと。30年で組んで繰上げ返済するとしてもね。そうすると今のボストン価格はきつい。中間層が当たり前のように買っているようだけれど。
冷静に考えると、家って最後に売ってなんぼってのがあるから、Net Worthで見てもどうかと思うんです。インフレ率、売買の手数料や税金、そいういのをすべて含めてみると、結構な値上がり率じゃないと元取れない。
うまいことまたバブルがあればいいけれどね。もうあまり期待できないでしょう?

だから、いわゆるAppreciationってのに期待しないほうがいいってこと。インフレ分くらいは増えるかもしれないけれど。自宅だったら、財産を増やすためのものでなくて貯えるものと見なしたほうがいいし、投資物件だったら、いかに市場価格より安く買うかがポイントだと思うのです。
レントの方がずっと安くて、家を買うよりも貯蓄ができている状態なら、買う意味はないわけです。

最近の傾向として、「借金で幸せ先取り」しちゃって、あとで困る人が多いみたいですよね。折角、住宅価格の急騰時代にタイミングが合っていたのに、低金利に我慢できなくなって、定年前にエクイティ使いまくっちゃったり。自分もそうしたい!と無理して高い家買っちゃって、今Under Waterとか。

我が家の場合は、モノやお金やNet Worthでなく、「ゆとり」を貯えたいのです。
借金ってのは利益があるときだけ意味があるけれど、そうでない場合はネガティブキャッシュフローなわけだもの。自分たちが守りたい資産に関しては、利益とかの問題じゃないから、借金をできるだけ小さく、できればゼロにした方がいいと思うのです。
常に少しづつでもゆとりを貯えていけば、必死に投資しなくても自然と学資や老後資金もできてくるでしょうし。

婚期や育児期がどんどん高齢化している今、仕事を追いかけて引越しする人が多い今、私たちみたいな人も多いことでしょう。 今までのマニュアル通りじゃうまくいかないかもしれません。