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帰国後の401k

NOBUさま
初めまして。帰国後の401kをどうするべきかを調べていたら、このサイトにたどり着きいろいろ勉強させていただきました。

401Kについていくつか質問させていただきたいと思います。

まず私はアメリカ市民権保持者です。主人はグリーンカードです。
娘がアメリカの大学に入学したのを機に、日本への帰国を決意しました。
後に両方とも放棄する可能性は十分ありますが、とりあえずいまのところは、私の市民権も主人のグリーンカードもキープするつもりでいます。

その場合、私の401kをロールオーバーさせたいのですが、IRAのほうがいいのか、ROTH IRAのほうがいいのか、それともペナルティー覚悟でcash outするかで悩んでいます。
日本に一軒家を買う予定でいますし、アメリカに戻ってくるかどうかも分からない状況なので、本当はcash outしたいのですが、ペナルティーを考えるとなやんでしまします。

帰国するときは仕事をやめるのでドル収入はなくなるわけですが、IRAやROTHにロールオーバーした後、必ずお金を毎年なり毎月なり入金していかなければいけないのでしょうか?
それともロールオーバー後は入金なしでそのまま老後まで置いておいてもいいのでしょうか?

なお、税金の面から見て、グリーンカード、市民権など破棄したほうがいいと思われる点がありましたらお教え願えればと思います。

よろしくお願いいたします。

sachan05さん、始めまして。

日本に戻られる予定なのですね。

IRAやRothは毎月入金を続ける必要はありません。これ以上入金せずにそのまま老後まで置いておくこともできます。

キープするのが得なのかどうか、確実な答えがあればよいのですが、複雑な税法に様々な個人事情が絡んでくるので、中々コレが一番といった答えはありません。

401KやIRAをキープする利点は(入れた時の税率>引き出す時の税率)なので、老後にお金を引き出す時のアメリカ側の税率をある程度予想して検討する必要があります。でも、それには、その時点でのトピ主さんの市民権・ご主人の税上のレジデンシー、引き出す額やご家庭の税金事情などが影響してくるので、私には想像もし難いです。ただ、一般にNon-Resident Alienとして所得申告する場合は、税上あまり有利ではないです(1040NRを見てみると分かりますが、控除等が限られたりするので)。

もし今年の税率が低めということがあれば、今年中にRothにコンバートしてしまうのも方法です。Rothの場合引き出し時にアメリカ側の税金が掛からないのが利点ですが、そのお金を日本に持ってきた場合に日本の課税を避けられるかどうかはまだ不確定な所です。

Rothにする場合、まず401KをIRAにロールオバーし、次にそれを
Rothにコンバートすることになります。コンバート時点で所得確定
されますので、その額は今年の所得に加算され課税されます。

アメリカ市民権があると、日本に暮らしていても一定額以上の収入がある場合はアメリカ側にTax Returnを毎年ファイルする必要があります。でも、日本で得た収入・払った税金にはForeign Income Exclusion(海外所得非課税枠)やForeign Tax Creditなどがあるので、所得額や状況によってはアメリカ側に税金を払う必要は無いかもしれません(あるかもしれない)。

海外在住の永住権保持者が永住権を維持しようとする場合、収入があればレジデントしてWorld-Wide IncomeをTax Returnでファイルする義務があります。

居住年数や年収額次第では、市民権や永住権放棄後もExpatriation Taxという申告義務が続くこともありますのでご注意を。

http://www.irs.gov/publications/p519/ch04.html#en_US_publink1000222368

おそらくはこういったケースを扱いなれている税理士・会計士にご家庭の細かい事情を詳しく話して相談するのが一番だと思います。ご主人が永住権を失いNon-Resident Alienになると選択肢に制限も出てくるかもしれないので、帰国前に相談するのが無難かと思います。

参考リンク:
http://www.irs.gov/publications/p54/index.html
http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/p519.pdf

ポピーさんがすばらしい説明をして頂いているので本質的な部分で追加するところはありません。

sachan05さんが直接利用可能かは分かりませんが、Rothへのコンバートでちょっとだけ追加します。401(k)からRothへのコンバートは最近、IRAを通さずに直接出来るようになっていると思います。ただ、金融機関によるかもしれません。

それと2010年に限りますが、Rothへコンバートした金額を今年ではなく、2011年と2012年に半分ずつ計上することも可能です(今年計上することも選択できます)。2年に分けて計上することでもしかしたら所得税が少なくなるかもしれません。もちろん、2011年、2012年の収入や税法の改正などで高くなる可能性もありますが。少なくとも税金の支払いを先に延ばすことができます。

難しい決断かとは思いますが、sachan05さんの状況を踏まえてじっくり説明してくれる会計士(できれば日米両方)に相談するのがベストだと思います。

ボビーさん
とても詳しく解説していただき感謝しています。
主人と話してとりあえずRothをやってみようかと話しています。
税金のことは日本語で読んでも難しいですね。しかもこの手のことについてはまったく知識がないので、ボビーさんがのせてくれたリンクを開いてみましたが、残念ながら素人の私にはなんとなくしかわからないものでした。
市民権、永住権は維持の方向で考えていたのですが、ボビーさんのを読んでから考え直しています。
素人である上に、お金のことがさらに苦手なので、もう一度全てを白紙に戻して考え直してみます。
いろいろとお教えいただき、本当に有難うございました。感謝です。

NOBUさん
Rothへのコンバートは直接できるところがあるのですね。分かりました。探してみます。
ROTHをするなら今mutural fundの口座を持っているバンガードでやろうと思っていたので、そこでまず調べてみます
2年に分けて計上することも含め、プロに相談してみるかもしれません。
本当に難しい決断です。
助言、本当に助かります。
どうも有難うございました。

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