やや旧聞に属する話ですが、M1 Financeが手数料無料を打ち出しましたようです。
12月13日付けのニュースなどに、それなりに詳しく出ています。
ひっさびさにファイナンス系ニュースを流し読みしていて気づきました。
M1 Financeはしいて言えば「自前Index作成証券アカウント」みたいなもので、個別株の比率を決めてポートフォリオを作ると、それに応じて入金等を分配してくれる素敵な証券口座です。
なので例えばFANGポートフォリオを等分割、Facebook、Amazon、Netflix、Googleを25%ずつ、何てことを簡単にできます。10-20-30-40なんて比率でもなんででもOK。
いわゆる単位未満株(USの場合1 share未満)も処理してくれるのでかなり低額から自前ポートフォリオを組めます。
また自動入金などのシステムもあります。
故にM1 Financeは、どちらかというと長期保有向きです。
以前は手数料がそれなりにかかり、ERの低いMF/ETFでいいじゃないかという感じでしたが、手数料無料となればありな気がします。
M1 FinanceもRobinhoodも基本的に収入源はユーザーの資産を運用することによる金利で儲けるスタイルですが、双方ともに「証券会社の皮をかぶった銀行」ですね。顧客には証券会社の顔、でもprofitを生み出す方法は銀行とほぼ同じ。
この手数料無料化で、売買を頻繁に行う場合はRobinhood、長期で自前ポートフォリオを組むならM1 Finance、ってな図式が出来上がりましたね。
まあ作成ポートフォリオの限界(株式数の上限)とか、そのほかの制限等は口座作ってみないとわからないので、いずれ実際に試してみようかと思います。本当に端株処理をポートフォリオとして行ってくれるならば、別に$100でFANG Portfolioとかでもいいわけですしね。
(注意:決して通りすがりはFANGに今手出せといってるわけではありません。わかりやすい解説としてFANGを持ち出しているだけです。10年以上の長期で固定PFを考えるならTechでGOOG、物流小売りでAMZN、エンタメDIS、ファイナンスV、エネルギーNEE、ヘルスUNH、軍需LMT、電信T、銀行JPM、建材サービス小売りHDとかがgrowth狙いのコンサバでいいかな~すごく適当に上げてますけどね 笑)
これから少額で株式を始めたい、という人はRobinhoodかM1 Financeを始めてみてはいかがでしょうか。
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