はじめて家を買って以来、ローンの利息が控除になることによって、毎年ある程度の税金が戻ってくるようになりました。しかし、投資サイトによれば、これは喜ぶべきことではないのだそうです。
つまり、確定申告をして戻って来るお金はもともと自分のお金、それが返って来るまでの間、国や自治体に無利子で(ここが大事!)貸していたことになります。こちらが払い損ねた税金には利息や罰金がかかることから考えてみても、国にタダで貸してあげる必要はない、というのがその論拠のようです。
この考え方を読んで「なるほど」と思っていたところへ、興味深い記事に出会いました。すなわち、カリフォルニア州は財政危機のため、税金の払い戻しを遅らせるとのことです。払い戻しをあてにしていた人々にとっては、非常に頭の痛いことだと思います。わたしはカリフォルニアに住んでいたことがありますが、「払い戻しあり」の方のPO Boxに書類を郵送すると、何日たっても配達証明が戻って来なかった覚えがあります。つまり、なるべく受理の日付を遅くして、払い戻しを遅らせようという策略の一つだったのかもしれません。
わたしは今年はIRAをRothのconvertして、それにかかる税金の心配があったため、普段の給料から天引きされる分に加えて、第四期にestimate taxを追加で払いました。1月15日の第四期締め切り直前に払ったのですが、この一週間ほどの間にほぼ揃いつつある1099などの明細を税金ソフトに入力してみると、どうやらestimate taxで払った部分のかなりの部分が戻ってきそうです。(どうしてestimate taxの計算がこんなに不正確だったのかというのは、また別の問題です。要は、支払い不足で罰金を取られるのが嫌だったから、ちょっと多めに払っておいた、というのが実情です。)かくなる上は、一日も早くtax returnを終わらせて、国に「貸して」いるお金を早く取り戻すぞ!と息巻いております。
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