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ミッキーマウス対スパイダーマン

F Fries

今朝いちばんびっくりしたニュースは、日本の政権交代ではなく、これでした。

なんと、ディズニーがマーベルを買収すると!マーベルというのは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、スパイダーマンやら超人ハルクやら、ヒーロー系のキャラをたくさん所有するコミック会社で、コミックの販売に加えてキャラのライセンシング、映画の制作を行っており、一部ではこのまま成長すれば、ディズニーに匹敵する大エンターテイメント会社になるのではないかと噂されていました。

実はマーベルの株はわたしが購読している投資のニュースレターの一つで「絶対お勧め!」となっており、去年の秋、市場全体が下がり調子のときに、少し株を買っていたのです。だから、今朝の経済ニュースを見てちょっとがっくり。なぜなら、この買収の条件が、マーベル一株に対して、現金30ドルとディズニー株0.745株が支払われるということなので、まだまだこれから急成長を続ける可能性のあったマーベルと比べると、大会社ディズニーはほどほどの安定成長しか望めないと思われるからです。(反面、マーベルには相当のリスクがあるとは言われていました。)

でも、ディズニーの買収のおかげで、今日一日だけでマーベルの株価が30%近く上がったし、今の時点でマーベルを売却しても、ディズニー株に交換されるのを待っても、どちらにしても損はしないし、このご時世にはラッキーなことだと思うべきなのでしょう。

ところで、うちの同居人に「マーベルがミッキーマウスに食べられちゃったよう。」と言うと、「君、いったいどこからどんな情報を仕入れて、マーベルコミックなんかの株を買ったの?」と不思議がられました。コミックというのは日本では大人も読むメジャーなメディアなので、コミック会社の株を買うことにわたしは抵抗はなかったのですが、アメリカの一定以上の世代にとっては、コミックやビデオゲームというのはメインストリームとしては受入れにくいものがあるようです。

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