アメリカの固定資産税の額を言うと、日本ではびっくりされるようだ。わたしは日本では不動産を持ったことがない(いや、名義上はあるけれど、実際に税金を払ったりする立場になったことがない)ので、固定資産税とはこんなものだと思ってたのだけど、ちょうど地元の新聞に固定資産税の内訳が載っていたので、ご紹介。
評価額15万ドルの物件に対して、(どうです、オマハの一戸建ての値段って、このあたりが普通です。)
- 郡(税金のうち、郡の取り分、という意味) $367.79
- オマハ市 $713.81
- オマハ学区 $1823.58
- コミュニティーカレッジ $127.5
- ラーニングコミュニティ(新聞で見た覚えがあるけれど、中身はよく知らない) $7.5
- 第19教育サービスユニット(よう知らん。なんか共産圏の青少年団体みたいな名前やな。) $22.5
- 市・郡建築委員会 $19.5
- 交通局(バスを運営してる) $70.11
- ミズーリ川開発機構(と思う) $49.13
合計 $3201.41
ここから州のタックスクレジットを引いて
最終税額 $3078.08
これが2009年の額。2010年はこれが2.4 %上がるらしい。
元サイトはこちら。どうです、不動産そのものは安いけど、税率はすごく高いでしょ?
これを見てよくわかったのだけど、教育関係が3分の2を占める。つまり、うちみたいに子供もいない、コミカレにも行ってない家庭は、取られっぱなし!他所の子の教育費を払ってやってるわけだ。近所のガキどもは、我が家の方に足を向けて寝ないように。
うちの同居人はself unemployedなので、収入的にはフードスタンプがもらえる基準を満たすらしい。こんな数字を見ると、やっぱりフードスタンプでももらって、ちょっとでも税金を取り返してやろうかと思ってしまう。
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