長引く不況に悩むミシガン州(自動車産業への依存率が高いミシガンは、この10年以上、慢性的に不況)のある市では、予算の赤字を埋めるため、課税対象外である教会や病院、学校などに「寄付のお願い」の手紙を出したらしい。(NYTより。)この市では、面積の42%を非営利団体や公共機関が占めるため、その分、固定資産税による収入が少ない(アメリカの地方自治体の主要財源は固定資産税)。
「税金を納めない非営利団体も、市が提供する消防、街灯、市道などは利用してるのだから、寄付くらいしてくれてもバチはあたらないでしょう。」というのが言い分らしい。
ここでふと思ったのが、日本の「ふるさと納税」という制度だが、アメリカにふるさと納税制度を導入したら定着するだろうか?それとも、同じ控除なら、税金よりもチャリティへの寄付の方がいいと思うのが、アメリカ人気質なのだろうか?
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