Bank of Americaが一部の口座を除いてデビット使用料を取るとか言ってだいぶ物議をかもしているが、わたしも今回リファイナンスで銀行の口座のレベルの変更をした。
これまでは普通のチェッキングもモーゲージも同じ銀行(US Bank)だったので、「プラチナ」レベル(残高2万5千ドル以上)だった。「プラチナ」の特典はというと、
- 他所の金融機関のATMでお金を出しても、手数料無料(月々の利用回数制限なし)
- チェッキングでも利息が付く
- チェックブック無料
- トラベラーズチェック無料
- キャッシャーズチェック無料
- ローン手数料割引
等など。
しかしこのステータスを維持するためには、預金もしくはローンも含めた残高を2万5千ドル以上に保たなければならない。(この基準を満たさないと、手数料を取られる。)モーゲージがあれば2万5千ドルの残高をクリアするのは簡単なのだが、モーゲージを他所に移した場合、わざわざUS Bankに2万5千ドルの預金を残す価値があるかどうか考えてみた。
- ATMで現金を引き出す機会は、実はそんなに多くない。わたしの場合、せいぜい月に一回か。一つ下の「ゴールド」レベルでも月に2回まで他所のATMで手数料無料で引き出せる。
- US Bankの今のチェッキングの利息は、「ほとんど気のせい」みたいな利率。あまり意味ない。たとえセービングズやCDに2万5千ドル入れたとしても、1年もののCDで0.10%とか、冗談みたいな利率。(いちおうUS Bankの名誉のために付け加えておくと、19ヶ月で0.90%という「スペシャル」も出ている。)セービングズは残高で利率が異なり、2万5千ドルだと0.20%くらい。
- 今時チェックブックは滅多に使わない。教会とか、稽古ごとの月謝とか、どうしてもチェックを使う場面はあるが。
- 最後にトラベラーズチェックを作ったのは15年以上前。
- 今回のリファイナンスが終わったら、次にキャッシャーズチェックが必要なのは、次の家を買うときか。
- ローンは当面関係ない。(これ以上ローンいらない!)
要は、3, 4, 5の項目にかかる費用と、他所(たとえばING DIRECT)に2万5千ドルを預けて得る利息と、どちらがお得かという計算になる。ING DIRECTのセービングズが今の時点で1.0%なので、ここに2万5千ドル入れれば一年で250ドル。しかし3, 4, 5全部合わせても、一年に250ドル分も利用するとは思えないので、「プラチナ」ステータスを維持するメリットはないと判断した。一つ下の「ゴールド」なら、給料の直接振り込みだけで手数料免除の条件が満たせるので、それで十分。
ということで、「プラチナ」から「ゴールド」に格下げすることにした。しかし、最近の銀行というのは、知らない間に手数料免除の条件を厳しくしたりするので、今後とも気が抜けない。
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