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健康保険

F Fries

今年もやってきた、職場の健康保険open enrollment期間。ブログを振り返ってみると、毎年この時期に同じネタばかりなのだけど()、年中行事の一環なので仕方がない。

今年の当地の健康保険関係の大きなニュースは、来年からdomestic partner(同性でも異性でもいい)が健康保険に入れるようになるかもしれない、というもの。まだ大学の評議会で正式に認可されたわけではないので、今回の保険の選択肢には入っていないのだが、この超保守的なネブラスカでは大ニュース。大学側は「近在の一般企業でもdomestic partnerの健康保険加入を認めるところが増えており、よい職員を集め、競争力を高めるためには、州立大学も同様のベネフィットを提供するべきだ」との意見。さてどうなることやら。

ちなみに現行の税制では、正式に結婚している家族や子供の健康保険のために雇用主が払った保険料は無税だが、domestic partnerはその適用外。だから、domestic partnerが保険に入ったら、その掛け金の自己負担分はpre-taxベースで払えないし、雇用主負担分は所得税の対象になる。(Domestic partnerが低収入なら、dependentにすれば税金は逃れることができるようだが。)

健康保険の保険料は、勤め人だと普通は自己負担分だけを見るだろうけど、大学で人を雇っていると、自分のグラントから自分や学生、テクニシャン、ポスドクの給料やベネフィットを出さなければならないので、雇用者負担分もすごく気になる。こちらで保険に入るか、配偶者の職場の保険に入るかで、年間、何千ドルも経費が違ってくるから。

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