今度某所で税優遇(リタイアメント)口座の話をすることになったのでスライド(on google docs)を作った。制度上のことはなるべく記憶だけに頼らずに確認するようにしたつもりだが、かなり量があるので思い込みのせいで誤解している部分もあると思われるため、間違いのご指摘などいただけると幸いである。
この資料を作るために改めていろいろ調べたり計算してみたりしたら、いままで頭でなんとなく理解していただけだったこと部分の理解が深まった。たとえばRMDが手取りにどのくらい効いてくるのかといったことや、social security給付の税金の控除計算などが以前より具体的にわかるようになった。同時に、この先の人生でほとんど役に立ちそうもないトリビアも身についた。たとえば、401(k)のemployer matchには年収上の上限があること(相当高給取りでないと該当しない)とか、401(k)やIRAはペンシルバニア州ではstate taxの控除には使えないということなど。
あと、以前からの疑問だった、「日本に帰国するとIRAや401(k)の税金処理はどうなるのか」についてもこの機会に自ら税務署に電話して聞いてみた…のだが、謎が深まっただけだった。聞き方が悪かった可能性もあるが(一応何度か別な場所にかけてはみた)、そもそも概念として理解してもらえず、「そういう内容は電話で説明できるレベルを超えているので、資料を持って直接税務署に来てください」というのが基本的な回答だった。国税庁でもとりわけこういうことに習熟している人(に運良くコンタクトできれば)に聞くか、日米の税務に詳しい税理士とかを頼らないとこの件はダメかもしれない。
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