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裁判所からの手紙

Nobu

厚めの封筒でUnited States District Courtから手紙が来ました。表には「Initial Public Offering Securities Litigation」とあります。

「うーん、これは一体なんだろう?」と思って開けてみると、どうやら集団訴訟の和解に関するお知らせ。どうして弁護士はこんなに分かりにくい文章を書けるのだろう?と思うくらい分かりにくい文章ですが、どうやら自分にも和解金をもらう権利があるらしいのです。

よく読んでみると私が昔、購入した株に関するものです(個別株を勧めない私ですが、昔は何も分からずに株を買ったこともあったのです)。IPOに関連して証券会社が価格を吊り上げ、不当な利益を上げたので、この訴訟対象の期間中に株を保有していた人は(IPOで買ったかどうかに関わらず)和解金をもらえる可能性があるようです。

和解金がもらえると思って喜んで読み進めると和解金は一株当たり$0.0506。しかもそこから訴訟費用が一株当たり$0.0244引かれるとの事。引き算するともらえるのは一株当たり$0.0262です。おぼろげな記憶だと、保有してたのは100株。ということは、どんなにがんばってももらえるのは$2ちょっとということです。残念。。。

この集団訴訟、309社の株に関するものなので、2000年6月20日から同年12月6日までの間に株を保有していた人は、リストに載っていないかチェックすると良いかもしれません。

309社のリスト 
http://www.iposecuritieslitigation.com/schedule_1.pdf

訴訟サイト 
http://www.iposecuritieslitigation.com/

db(ゲスト) 2009/07/22(水) - 12:27

わ〜、すごい!読まれたんですね。うちにも同じようなものが届いていますし、過去にも届きましたが、見ただけでも頭がクラクラするのでそのままにしてしまっています。もっと分かりやすく簡潔に書いてもらうわけにはいかないんでしょうかね〜。

Nobu 2009/07/22(水) - 19:06

ちなみに送られてきた先は2000年当時の住所でした。おそらく、当時の記録をそのまま宛先にしているようです。これでは住所変更を郵便局に届けていても1年以上経っている人は受け取れなくなってしまいますね。個人投資家よりも機関投資家がしっかりと和解金をもらえるような仕組みなのかもしれません。

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