ずっと使っている家計簿ソフトのQuicken。アメリカには他に高機能の家計簿ソフトは存在しないのでこれを使うしかないのですが、時々、不便だなと思うことがあります。銀行のオンラインステートメントをダウンロードするときにかなり気をつけないと、同じ項目が2回登録されてしまったり、抜けが出来たりで、実際の残高とQuicken上の残高が合わなくなることがあります。
一旦、不一致が発生してしまうと、オンラインステートメントを順にたどってどこで抜けや重複が発生したか調べて記録を直さないといけません。これが結構大変。理由はQuickenの記録とオンラインでの記録の順序が必ずしも一致しないこと。例えば同じ日にいくつかの記録があるときは(コーヒーショップで飲み物を買い、昼ご飯を食べ、スーパーで買い物して、公共電気料金の引き落としがあった日とか)、順序が違ってしまいます。Quickenでは費目のアルファベット順のようなのですが、なぜかBank of Americaの記録順とは(1日の中で)逆になっていることが多いです。そのため、残高をずっと見ていっても、一致するのはその日の最後の記録だけです。
例えば、残高が$1,000あったとき。コーヒーショップで$5、お昼が$10、スーパーで$18、公共電気料金が$70だったとすると、こんな感じになります。
その日の最初は$1,000から始まり、$897で終わるのは一緒なのですが、途中が違ってきます。これを1つ1つ見て合わせていくのは苦痛です。
そこにさらにおかしな問題が発生しました。たぶん、なのですが、利息が付くと、項目は表示されるのに残高にはその分が計算されず、実際に利息が足されるのは次の日になっているのです。ほんの数セントなのですが上記の例の場合はその日の終わりには残高が一致しましたが、この場合は次の日の記録を見ないと残高が一致しません。しかもそのデータをダウンロードしてしまったために、途中の計算が間違った金額だからか、Quickenが混乱してしまったようで、Quicken上でも計算が全く合わなくなってしまいました。
上記の例で言えばCoffee $5が項目として記録されているのに、残高が$165.47減っているとか(なんでそのような数字になるのか、全く訳が分かりません)。
こんなことをいちいち見ている人はいないのかも知れませんが、ある時点から残高が全く一致しなくなったらオンラインでの残高がおかしくなっていないか、確かめてみてください。
ちなみにQuicken上の残高計算の間違いを直す方法は一度、Splitボタンを押して複数の費目扱いにして、入力します。すると再計算をしてくれるみたいで、残高が(少なくともQuicken上では)正しいものに戻ります。
なお、こんなことがあったからではありませんが、今は利息の付かない口座にしたので、こんな問題は今後は発生しないことを祈っています・・・。
mint.comみたいなオンラインサービスはどうでしょうか
Keiichi(ゲスト) 2011/09/20(火) - 00:09mint.comみたいなオンラインサービスはどうでしょうか?ここ数年使っていますがなかなか便利ですよ。
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