ブログ

景気刺激策 その1 - 住宅購入クレジット

日本語では景気刺激法案などと訳されていますが、オバマ大統領の主導で制定された 2009 American Recovery and Reinvestment Actでは納税者の税負担を軽減する措置がいくつも盛り込まれています。その中でも金額の大きいのが初めて家を購入する人向けのクレジット、First-time Homebuyer tax Creditです。

クレジットは最大で$8,000

クレジットの金額は購入した家の価格の10%で、最大額は$8,000までとなっています。仮に$70,000の家を買ったとしたら、クレジットの金額は$7,000となります。アメリカの都市部および近郊では一軒家なら大抵$80,000を超えるので、その場合、最大額の$8,000がもらえることになります。

初めて家を購入する人が対象

初めて家を購入する人(First-time homebuyer)とは、過去3年以内に自分が住む家を所有していなかった人のことです。本当に始めて家を買うのではなくても構わず、3年以上前に家を売ってしまっていたら、今回がFirst-time扱いになります。なお、非居住外国人(Nonresident Alien)は対象外となっていて、もらうことが出来ません。

対象購入期間

このクレジットの対象となるのは2009年1月1日から11月30日までに家を購入した人です。2008年に家を購入した人は、今回のクレジットは使えず、$7,500までの返済が必要なクレジットしか申請できません。

返済不要

昨年に施行された$7,500までのクレジットは15年間掛けて返済する必要がありました。今回の$8,000のクレジットは、購入した家に3年以上住み続ければ返済する必要がありません。

年収制限

このクレジットを得るには年収が一定基準以下でなければなりません。満額をもらうためには、独身の場合はAGI(Adjusted Gross Income、修正総収入)が$75,000以下、夫婦合算申告の場合はAGIが$150,000以下である必要があります。それ以上になるとクレジットが年収に応じて減らされます。AGIが独身で$95,000以上、夫婦合算では$170,00以上になると全くもらえなくなります。

申請方法

2008年度もしくは2009年度の確定申告で申請します。2009年4月15日までに家を購入した場合、2009年の法律にもかかわらず、2008年度の確定申告でクレジットを申請することができます。この時期に家を購入予定の人は確定申告を少し待ったほうが良いでしょう。4月15日までに家を買った場合で既に確定申告を提出している場合、修正申告を行えば来年の確定申告を待つ必要なくクレジットがもらえます。それ以外の場合は来年、2009年度の確定申告の際に申請することになります。

申請用紙

確定申告書類を提出する際にForm 5405 First-Time Homebuyer Credit を提出します。