日本での生命保険を持っていますが、この度、米国の住所や納税者番号(持ってないので、SSN)などの情報を提出するようにとの書類が届きました。日本での個人情報はすでに契約時に提出してあります。
情報の提出に同意しない場合は、契約できないとあるので、書類の提出は任意でなく義務があるのかと思うのですが、まさか日本の会社にまで米国の個人情報を提出するとは思ってもいなかったので、少々驚いています。最近義務付けされたのでしょうか?
このサイトにいろいろ経験、知識が豊富な方がおられるようなので、提出経験のある方からのレスがあると助かります。
これはFATCAによる米国外金融機関の米国居住者アカウント
jinmei 2019/02/25(月) - 19:22これはFATCAによる米国外金融機関の米国居住者アカウント情報開示のことだと思います。公式な資料としてはIRC Section 1471あたりになりますが、informalなところではたとえばこの解説などが参考になるかと思います。日本国内の金融機関がFATCAによる開示対応をはじめてからはすでに数年経っています。もしこれまでも保有していた保険口座に対して今回はじめて情報を求められたのだとすると、それまで保険会社側がねこ三匹さんをアメリカ居住者であると認識していなかったのが何かの事情でその事実を知って要求してきたのか、(可能性としては低いと思いますが)いままではまじめに開示対応に応じていなかったのが応じるように変わったのか、などといった例外的事情によるものでしょう。
なお念のためですが、アメリカ居住者が日本で契約している生命保険の情報は、その居住者のアメリカでのtax returnでも申告が必要になる場合があります(IRSの資料参照)。もしFATCAのことをいままでご存知なかったのなら、この報告義務に該当していないかどうかも念のため確認されることをおすすめします。
詳しい説明をありがとうございました。
ねこ三匹(ゲスト) 2019/02/26(火) - 13:17Jinmeiさん、詳しい説明と参照できるリンクをありがとうございました。今年満期になる生命保険があるので、その手続き上で書類提出を知ったのですが、何年も前から私が外国在住とは知らせてあったのですが、米国というのが明確ではなかったのでしょうかね。でも、提出義務があるようなので、従うことにします。
以前EAの方(英語に自信がないので日本人のEAに会いました)に、生命保険は毎年のFBARでの申告は必要なく、満期時に支払った額より多い額を受け取ることになったら、利益については申告の必要があるといわれたので、申告していなかったのですが、これが必要だとすると、またEAの方かCPAの方に書類をお願いする必要があるようで、動揺しています。
これからJinmeiさんのつけてくれたリンク先などを読むとともに、専門家に相談できるよう探してみます。
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