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カード選びの注意点

Pre-approved

クレジットカードのダイレクトメールで「Pre-approved」と書いてあるものが良くあります。一見、既にカードの発行が「承認」され、本人が希望すれば確実にカードを作ってもらえそうな印象を受けます。しかし、実際にはこの「Pre-approved」の意味はほとんどなく、クレジットカード会社がダイレクトメールを送る際にある程度の条件を満たす人に送っているに過ぎません。そのため、申し込んでもカードを作ってもらえる保証はまったくありません。「Pre-approved」の言葉に惑わされず、自分の状況に合ったカードを適切に選ぶようにしましょう

申し込み回数

クレジットカードに申し込むと必ずクレジットヒストリーがチェックされ、さらにヒストリーに「申し込んだ」という記録が残ります。この記録はクレジットスコアを下げてしまいます。そのため、カードを申し込み、発行を拒否されたからと言って次々に別のカードに申し込むとスコアがどんどん下がってしまいます。スコアが低いために発行を拒否されたような場合は不用意に他のカードに申し込まず、半年から一年、スコアの改善に努めてから申し込むなどの対策を採りましょう。あるいは最初のクレジットカードで解説した方法で確実にカードを作りましょう。

Balance Transfer

カードを作る際に、他のカードの残高をそのまま新しいカードに移すことができます。この際、キャンペーンなどで0%金利などが適用されるので、有利だと思ってしまう場合があります。しかし、実際に詳細を読むとそうでないことが分かります。 まず、残高を移す際に手数料が取られます。移す金額の何%と決まっている場合もありますし、一定額が決まっている場合もあります。いずれにせよ、手数料が取られては0%金利でも得になりません。また、移した残高は0%ですが、そのカードを使って新しくできた残高に対しては通常の金利が適用されます。