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信心深い投資家のための債券?

Nobu

アメリカでも低金利が続いていて、預金利回りは低くいままです。少しでも高い利回りを得ようとすると、アメリカ国債、地方債、社債など預金よりもリスクの高い債券で運用することになります。債券にも色々あり、国債は政府が後ろ盾になっているので限りなく安全と考えられています。地方債も地方政府が発行するもので安全性は一般的には高いとされていますが、最近の地方政府の財政難や、公共事業の目的債などは債務不履行のリスクがあります。社債は利回りは少し高くなりますが、それなりにリスクも高くなります。

少しでも高い利回りと安全性を求めて教会が発行する債券に投資する人もいます。最近まで教会が債券を発行しているとは知らなかったのですが、歴史は50年以上あるようです。教会債券の市場規模はそれほど大きくはなく(債券市場全体の0.1%以下)、入手経路も限られているため、投資対象としては一般的ではありません。

それでも、信心深い人には投資対象となるかもしれません。主な特徴を挙げておきましょう。

  • 教会は非営利団体なのでSECの規制はない
  • 格付けもされていない
  • 利回りは短期で2.5%から、長期で8%ほど
  • 債務不履行(デフォルト)は近年、急上昇している

情報元はこちら。
Church Bonds: Winners or Sinners? [The Wall Street Journal]

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