旧年中はFI Planningにご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年を振り返ってみると、先の読めない、変動の大きかった年と言えます。株にしても債券にしても一体どうなるのだろうとハラハラしました。ところが年が終わってみれば、株はダウで言えば640ポイントの上げ、債券も10年もの米国債は17%の値上がり(利回りは下落)となりました。もし株を全く売り買いせずに1年間の始めと終わりの価格だけを比べれば、まずまずの年だったと思うことさえ出来ます。安直にそう思えないのは、アラブの春に始まり、3.11、ヨーロッパの財政不安などがニュースを賑わし、株価もそれに合わせて毎日激しく上下したので、安心して投資という気分になれませんでした。
しかし、例えば一定金額を自動投資している場合(ドルコスト平均法)、変動が激しい方が有利になります。株価が高い時は少ない株数を、低い時は多い株数を買うことになり、最終的に(去年のように)株価が上がっていれば利回りも良くなります。そういった理屈を知っていれば、株価が上下しても少しはゆったりと構えることができるのかも知れません。
今年も景気や市場は穏やかとは言えない年になりそうです。FI Planningで少しでも不安が減るような情報を提供していけたらと思っています。
今年もよろしくお願いします。
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