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景気刺激策 その2 - その他の住宅関連項目

Nobu

米国政府の景気刺激策では新たに家を購入する場合以外でも節税になったり、メリットを得ることができる項目があります。

省エネ対応クレジット

家の補修や冷暖房設備の入れ替えなどで省エネに対応した製品を使った場合にもらえるクレジットが以前の10%(最大で$500)から大幅に拡大されて、費用の30%(最大で$1,500まで)になりました。対象となるのは認定された窓やドア、屋根や壁に入れる保温材、冷暖房システム、湯沸かし器(Water heater)などです。申請にはフォーム5695を使用します。

参考ウェブサイト:Federal Tax Credits for Energy Efficiency

FHAローンの最大借入額引き上げ

FHA(Federal Housing Administration)のConforming Loanの借り入れ限度額がニューヨークやサンフランシスコなど住宅価格が高い都市で2008年と同額の$729,750へ引き上げられます。1月にこの限度額が期限切れとなり$625,500に減らされていたのを元に戻す措置です。

Conforming Loanとは?

Conforming Loanは政府系住宅ローン機関であるFannie Mae(ファニーメイ)およびFreddie Mac(フレディーマック)の保証が得られるタイプのローンです。保証を得ることができれば銀行は利率を低くできるので、家を買う人に取ってはローンが借りやすくなります。

リバースモーゲージ(逆住宅ローン)の制限額引き上げ

Reverse Mortgageとは家を担保に老後資金を借りるタイプのローンです。その家に住み続けている限りは返済する必要が無く、家を売って引っ越すか、借り手がなくなった場合に返済します(通常、家の売却益でローン残高を返済します)。
今まではFHAの制限額は$417,000でしたが、それが$625,500に引き上げられました。現在、民間のReverse Mortgageは貸し渋りでまったく無くなり、FHAが唯一の取り扱い期間となっています。

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