昨日Fidelityのaccountを見たら、costがちゃんと表示されない株がひとつあった。何かの気のせいだろう、明日になったら直るだろうと放っておいたら、今日になっても直らない。何気なくクリックしてみたら、昨日の日付で6株、増えている!いったい何が起こったのかと思ってtransaction historyを見てみたら、6株分のdistributionを受けたことになっていました。
これまでFidelityはcost basisが表示されるのが気に入っていたのに、どうやらこんな風に勝手に株が増殖するとcost basisが計算できなくなるらしい。果してこんな場合、どういう風にcost basisを計算するんだろうとググッてみると、さすがGoogle、ちゃんと答えが出て来ました。詳細はIRSのPublication 551を読めとのこと。ちぇっ、IRSか。こいつとは付き合いたくないんだけどな。でもそうばかりも言っていられないのでIRSのサイトに行ってPublication 551なるものを探し当てると、今度は詳細はPublication 550を読めと。うわっ、もしかして、たらい回し!?と思いきや、このPublication 550にはかなり懇切丁寧にcost basisの計算の仕方が説明してありました。それによると、今回のようにdistributionが株の現物支給だった場合と、divident reinvestment planで株を買った場合では、計算の仕方が違うらしい。ちょっと勉強になりました。
問題は、Fidelityのサイトがこういう事例に対応していないこと。手動でcost basisを入力できる機能はついているのだけど、今回のように前に買ったlotのcost basisにまで影響する(IRSによると、どうやらそういうことらしい)場合、online accountにはそれが反映されない。おまけに、サイト内のcost basisに関する注意書きをよく見てみると、「Fidelityが計算したcost basisが、IRSその他の計算と異なっていても、当社は責任を負いません」とはっきり書いてある。ずっるいな〜!
以前しばらくQuickenを使っていましたが、最初は真面目にaccountをupdateしていても、そのうちに放ったらかしになるのが常なので、できれば自分で定期的にdownloadしなければならないソフトウェアは使いたくないのですよね。(Quickenのdownloadのボタンを押すのがそんなに大変か、と言われれば、はい大変ですとしか答えようがありません。正しく入力したはずのusernameとpasswordが三回はねられて、自分の銀行口座からシャットアウトされた思い出がトラウマになっているのです。)これはやはり、ペーパーコピーに頼るしかないのかしら。
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