アメリカでは年末にかけてチャリティ団体(CharityあるいはNon-profit Organization)への寄付の勧誘が多くなります。ただ、不況ということもあって寄付金が思うように集まらず、チャリティ団体も苦労しているようです。こういうときに限ってあまり良くないチャリティ団体が強引な勧誘をするようですので、注意したいものです。
Michelle Singletaryのこの記事にはいくつか注意点が書いてあります。参考になる情報として2つのサイトが紹介されています。
National Association of State Charity Officials http://www.nasconet.org/agencies
BBB Wise Giving Alliance http://www.bbb.org/charity
すべての団体がカバーされているわけではありませんが、もし寄付しようと思う団体が載っていたら興味深いデータがあるかもしれません。団体によっては「経費」が支出の7割以上を占め、寄付したお金が有効に使われていない場合もあります。
それ以外に考えるポイントとしては少額の寄付をいくつもの団体にするよりも大きな額を1つの団体にしたほうが全体としてみればお金がより有効に使われます。小切手を処理するにも経費が掛かり、会計処理をするなど手間が掛かるからです(大きな団体なら効率よくやっていると思われますが)。
チャリティ団体からすると年末に寄付をもらえるのはうれしいことですが、できれば年中を通して一定の寄付があるのが理想的です。もし可能なら年末ではなくもっと早い時期に寄付をするようにしたいものです。
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