この項目は古い内容で、現在は適用されません。
2009年の確定申告では標準控除に上乗せする形で追加の控除を取ることができるようになりました。
2009年の確定申告では標準控除に上乗せする形で追加の控除を取ることができるようになりました。
標準控除
通常の確定申告では標準控除(Standard Deduction)か項目別控除(Itemized Deduction)のどちらかを使います。標準控除は基準を満たせば誰でも一定額が認められます。2009年の標準控除額は下記の通りです。- 独身の場合 $5,700
- 夫婦合算 $11,400
- 特定世帯主(Head of Household) $8,350
追加控除
この標準控除に加えて、Schedule Lで以下の項目を申告することにより標準控除を増やすことが出来ます。- 固定資産税(Property Tax) アメリカでは固定資産税は地方自治体(CityやTownなど)に支払います。この固定資産税は通常であれば項目別控除でしか申請できなかったのですが、Schedule Lを使うことで標準控除を使う人でも申請できるようになりました。夫婦合算の場合は最大で$1,000、それ以外の場合は$500まで控除することが出来ます。
- 新車購入の売上税 これは景気刺激策の一環ですが、2009年2月17日以降に新車を購入した場合、その時に払った州の売上税を控除することが出来ます。
- 災害による損失 連邦政府が災害地域と認定した場所に住んでいて実際に災害による損失が発生した場合、それを税金控除として申請できます。Form 4684を使い損害額を計算し、Schedule Lに転記します。