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ダブル・ダウンで家を買い替え

Nobu

先日、キャッシュイン・リファイナンスがトレンドにという記事を書いた後、主要ニュースサイトでも日本語のブログでもいろいろなところで取り上げられていた。それに関して興味深い記事がThe Wall Street Journalに載っていた。

Doubling Down on Housing

記事には2009年第4四半期のリファイナンスの33%はキャッシュインだったと述べている(元はFreddie Macの統計)。

この記事ではキャッシュイン・リファイナンスだけではなく、家の買い替えでも同様のことが起こっていると指摘している。広い家に引っ越すために今の家をローン残高以下の値段で売る。足りない分は自分で現金を出す(1つめのDown)。新しい家は住宅価格下落とローン金利低下で比較的安く買えるが、それでも頭金は必要(2つめのDown)。

頭金はDown Paymentというが、Downは現金を持ち出すことを指す。二重にお金を払うからDoubling Downとなる(最初にタイトルを見たとき、英語の意味がすぐにつかめなかった)。ちなみにDownは賭けで負ける意味もあるので、記事ではそれにも掛けている。

面白いのはこの時期に買い換えることで、より値上がり益が見込める家に引っ越しているという理由付け。果たしてうまく行くかどうかは分からないが、現金を持っていてローン審査に合格できる人にとっては、多少持ち出しが多くなっても買い時という事。また、住宅価格が持ち直せば今の家を高く売れるが、新しく買う家も値上がりするので結局同じだという主張もある。となると、私が思うに一番最初に買った家で得するか損するかは決まってしまうということになる。実際、そうなのかもしれない。

Chee(ゲスト) 2010/07/31(土) - 17:37

一番最初に買った家で得するか損するかは決まってしまう。。。そこは本当に悩みます。

例えば大きい家にmove upするといったって、同じ地域で移るにはお金を足さなくては買えません。売ったお金だけでより大きい家を買うなら、より安い地に行かなければなりませんよね。
だから最初の一軒で無理をしてしまったり、場所やタイミングが悪くて価格が大きく下がったりしてしまうと、次に移る時に、記事のようなことになってしまう。

となると、理想的には最初の一軒は、狭くてもいいから価格が安定した人気のあるエリアに買った方がいいんじゃないかと。。。子育てもあるので、この選択がとても難しいです。

今は、もっと若いときに都会にコンドでも買っていたらな~なんて思います。

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