古いマンションってどうなるの？

まだ、日本の不動産については何も調べていないので、いろいろ思ったことを書きながら勉強してみようと思います。
今日はこんなことを考えました。

日本は少子高齢化で、住宅の需要がなくなって、価値が下がってって話がよく出ますけれど、うちの近所は、築２０年以上３０年近いマンションでも、結構高額 で売買されています。家賃もまあまあ高いです。
私が子どもの時に、これらの建物ができてくるのを見ていたのですが、当時の景気がいい時の新築の売値とあまり変わっていません。（子どもだったのに覚えて いる！）もしかしたら上がっているかも。
学校の評判もまあまあだし、若い家族がたくさんいて、ここにいる限り、本当に少子化？っていう印象です。

古い建物でも内装をきれいにしているユニットも多いらしくて、やっぱり場所や住民によっては建物って随分印象が違うんだなあというのを実感します。
もし全く同じ建物が、寂れたところにあったら、気味悪くて誰も買わなくて、価値なんかゼロなんでしょうね。

こういった建物が、よく手入れされていてもどのくらい持つのかはわかりませんが、日本の場合、どうしても建物が使い捨てになるようなので、やはり築２０年 以上となるとちょっと不安に思います。

しかし、思ったんです。
例えばね。超一等地とかでなくても、空き地が放っておかれることのない需要の高い場所で、低層でユニット数が少ない、土地の区分所有権がついてくる築３０ 年のマンションの一室を安く買ったとするでしょう？それで内装を直してしばらく住んでいたら、老朽化で建て直しすることになったりとかする。

ちょっと調べたら、可能性としてあるのは、次に建てるのをもっとユニット数を増やして、建て直し費用をその売り上げでカバーするってやつ。　そうすればま た新しい建物に費用負担なしでまた住めるってのね。　新しい建物に住みたくなければ、所有権分のお金をもらって出て行くと。
まだこういった実例が少ないようだし、実際にそんなに簡単にはいかないだろうし、もちろん高層化を許すような、売れる採算があるような土地でないとだめな んだろうけれど、築年数が古いおかげでもしうんと安く買えるようなら、そういうのもあるんだよな～と。

もしそれができるんであれば、一戸建てにこだわる必要もない。
ありそうじゃない？古いから割安で、所有権分だけでも結構な価値のある物件。