天井が低い家

ボストン周辺には、天井がやけに低い家がよくあります。
昔のニューイングランドの家は仕方が無いのかな。
それにケープもそうだし、ソルトボックスとかもそうだけれど、２階の天井が屋根の勾配の家もよくあります。下手するとこりゃランチのアティックだろ～という２階も。海岸沿いの古い町の建物なんかだと、窓も小さく、数も少なく、中も暗いなんてのもありますよね。こんなんピューリタンじゃないと住めない！みたいなの。
だから１５００ＳＦとか言っても、狭く感じたりします。
私は４’－１１”しかないのでまだいいですけれど、夫は６’なのでそれでは頭をぶつけまくることになります。
でも、安い家に限ってそんなんなんです。
ウーン。それでも古い家ばかりのエリアは仕方が無いのか？
なんて思っていたら、こんな記事がありました。

Boston.comより
The ups and downs, pay attention to elevation

内容はこんなです。

私のクライアントに、天井まで６’しかない家を買いたい人がいました。
家族も親戚もみな背が低く「小人の家」とかいって、気に入っていました。
私は、５’－１０”以上の人は、２度と訪問しないし、あとで売るときにこの天井の低さに悩まされますよ、と念をおしましたが、暖房費がかからなくていいと喜んでいました。

しかし彼が両親に電話をしたところ、両親がちゃんとこの問題を説明し、結局、他の物件を買いました。

こういうことはちゃんと考えてください。

天井の高さ：
背が高い人は、階段の天井によく頭をぶつけます。子供を抱えていたりすると危険です。ドアの高さにも注意してください。人は低い天井が嫌いです。暖房費がかかっても高い天井の方が売れます。

階段と坂：
急勾配の階段は、上り下りが大変で火災などの際にも危険です。
外の階段は雪や氷を取り除かなければいけません。急勾配のドライブウェイは滑るので、ガレージの前に水溜りなどができないか確認が必要です。

ベッドルームの位置：
小さな子供は夜中によく起きます。子供があなたにたどり着けますか？　
寝ぼけた状態であなたは子供のところまでいけますか？
同じフロアにベッドルームがある方がいいです。

こういったことに問題のある家は、安く買えるかもしれませんが、ずっと問題に悩まされるかもしれませんし、あなたが慣れてしまっても、将来も人気がないです。

そうねえ。たしかにこれはどれも困るわ。
寒いところは、傾斜地で外の階段が急っていうのが一番怖いかな。
ニューイングランドだと古すぎないコロニアルみたいなのが一番住みやすいのかな？
でも高くて買えないし！

そういうことを考えると、暖かい地方の平屋の家は悪くないわねえ。

日本でも、首都圏で戸建を買うとなると階段が急なのが多いのよね。
それで結局のところ、同じ面積なら土地がつかなくてもマンションの方がワンフロアーの分使い勝手がいい。小さい子供がいるとなおさら！
でもね～。よく子供がベランダから落ちるのよね、日本。
私は９階で育ったけれど、高層はあまり好きになれない。

専用庭付きマンションあたりがいいかな？