交通費は大きい

きっとボストン周辺ではもう少し前から話題になっていたと思うのですが、我が家はやっと昨日のこのニュースで、マサチューセッツの公共交通、ＭＢＴＡが赤字解消のために、サービスカットと料金値上げをする計画を出して、住民が反対しているというのを知りました。

料金値上げの内容は、３５％～４３％だそうで、バスやフェリーのルート、障害者や高齢者のシャトル、夜１０時以降のコミューターレールなどがカットされるとのこと。

これはひどいです。

ボストン周辺は、「公共交通は貧乏人用」という場所ではないですからね。特にダウンタウン周辺で働く場合、駐車する場所が無いから電車やバスで通勤する人が多いわけです。つまり、値上がりしても公共交通を使わざるを得ない。もし、私たちの候補の市からボストンまでの交通費が４０％上がるとすると、すでに１ヶ月＄２２３のパスが、＄３１２に。

コミューターレールを使わないで、地下鉄とバスだけだと、現在＄５９ですから、仮にこれが４０％上がっても、＄８３。
＄３１２－＄８３＝＄２２９
今のモーゲージレートで換算すれば、この市の代わりに地下鉄とバスだけで通勤できるエリアに家を買えば、＄５０、０００くらい高くてもいいということになります。
これだけじゃないですからね。駅前の駐車場代だって値上がりするわけです。
これは考える必要あり！
将来的には、私もボストンまで通勤する可能性があるわけですから、２人なれば＄１００，０００高くてもいいということになります。

以前から、若い世代の都市回帰はささやかれていましたが、こういったことで加速するかもしれません。
当然今後の不動産市場への影響があるでしょう。

さてどうなることやら。
夫はさっそく、ボストン近くに住む！と言っています。