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クレジットカード審査に銀行口座情報が使われる

アメリカのクレジットカードは基本的にはクレジットヒストリーで審査され、それ以外の金融口座の情報は使われません。しかし、その傾向が変わり始めているようです。

USA Todayの記事によると、Wells FargoやBank of Americaなどが自行にある銀行口座もカード審査の際に考慮することを検討しているそうです。

Credit issuers factor customer deposits into approval, limits

不況になってからクレジットヒストリーだけではカード保有者が滞納するリスクを予測できないので、銀行口座の使用履歴も判断材料にして、できるだけ正確にリスクを予想しようという意図です。これはある意味、うなずけます。記事には、銀行口座の使い方がいい加減な人はカードもいい加減になりがち、とあり、納得できます。

しかし、消費者団体は、カードと預金口座を別々の銀行にしたほうが良い場合もあるのに、1つの銀行に口座を作らせようとしていると批判しています。私も概ね同意見ですが、場合によってはもしかしたら消費者に有利になるかもしれません。1つの銀行でカードも預金もすれば利便性が高まり、また、銀行にとって優良顧客とみなされれば、別々にするよりも優遇してもらえるかもしれないからです。

なお、現在は他行の銀行口座の履歴を使うことは無いようですし、カードの未払いを補うために勝手に銀行が口座からお金を引き出すことはできません。

クレジットカードに関する規制が来年から厳しくなるので、それと合わせて今後の動向に注目する必要がありそうです。

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