何回かお伝えしてきたクレジットカードに関する法改正だが、今日は実際に私のところに来たカード会社からの通知の内容を紹介しよう。
まずは廃止される手数料から。
- Returned Convenience Check Fee
- Inactivity Fee
- Closed Account Fee
Convenience Checkとは小切手のように見えて実際にはクレジットカードのCash Advance、つまり借り入れになるもの。ちなみに私はカード会社に連絡してConvenience Checkを送らないようにしてある。誰かが郵便を盗んで使う、なんてことがないように。
カードを長期間使わなかった場合の手数料。クレジットカードをめぐる動きでお伝えした法改正に沿ったもの。
閉じた口座にも手数料と取っていたなんて、知らなかった。。。
次に手数料の金額が変更されるもの。
- Late Payment Fee
- Returned Payment Fee
法改正に従って最初の1回目は$25、それ以降は$35。表現が微妙で「Up to」とあるので、それ以下の場合もありえるのかも。
Late Payment Feeと同様に1回目は$25、それ以降は$35。オンラインで銀行口座から直接支払えばReturnedされる(小切手が残高不足で受け付けられない)ということはないはず。
上記の手数料は過去6ヶ月間の間に該当事項があった場合は2回目と数える。
Overdraft Protection
Overdraft Protectionに関する部分にも変更が。このカードと小切手口座をリンクしている場合、小切手口座で引き出しすぎてしまった場合(Overdraftした場合)、自動的にクレジットカードからCash Advanceとして借り入れて不渡りを防ぐことができる(私は申し込んでいない)。その際、不足額が$10未満の場合は$10、それ以上の場合は$50単位での借り入れになるとのこと。例えば$10.01だけ不足していた場合でも、自動的に$50の借り入れになる。当然、その分の利息も払わなければならない。
Minimum Payment
借入残高がある場合の最低支払額の計算にも変更が。最低でも$30もしくは借入残高の1%のどちらか大きいほうを払う必要がある。もっとも毎月全額を払っている人には影響が無い。
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