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税金還付でI Bondの購入が可能に

Nobu

2009年の確定申告(Tax Return)のシーズンが始まりましたが、今年から還付金をI Savings Bondの購入に当てることができるようになりました。今現在、I Bondが魅力的な貯蓄方法かどうかというのは議論の余地がありますが、選択肢の一つとしては検討する価値があります。また、I Bondで運用すると決めた場合でも、税金の還付金からでなく、TreasuryDirect.govで簡単に購入できます。
もっとも、還付金は多くの人にとっては予定外の収入の気分ですから、それをI Bondで貯金に回すのも良いでしょう。還付金で直接I Bondを購入する際の要点をまとめます。

  • $50単位で購入可能
  • 還付金で購入するI Bondは電子的に記録されるTreasuryDirect.govではなく、実際の(紙の)I Bondが送られてきます(画像はBureau of the Public Debtのもの。The I Bond image is a mark of the Bureau of the Public Debt)。紙ベースのI Bondは$50単位ですので、還付で請求できるのも$50単位になります。

  • Form 8888を提出
  • Form 8888は本来は還付金(Refund)を複数の口座に分けて入金してもらうためのフォームです。しかしI Bondは$50単位ですので、I Bondとそれ以外の還付金に分けなければなりません。通常は口座番号とルーティング番号(銀行毎に決まっている送金番号)を記入しますが、I Bondのときは口座番号に「BONDS」、ルーティング番号は「043736881」にすると決まっています。口座の種類は「Savings」を指定します。
    偶然に還付金が$50の倍数で全額をI Bond購入に充てる場合は、Form 8888を使わずに1040に直接記入します。

  • 名義
  • 名義は納税者本人となり、夫婦合算申告の場合は夫婦の共同名義になります。一般のI Bond(やEE Bond)は所有者が死亡したときの受取人(Beneficiary)や共同所有者(Co-owner)を指定することが出来ますが、還付金で購入した場合はできません。2011年にはこういった指定が可能になる予定です。

I Bondの現在の利回りは3.36%ですが、半年毎にインフレ率に連動して変更されます。

I Savings Bonds Rates & Terms [TreasuryDirect.gov]

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