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「ファンド業界が学ぶべきもの」について

F Fries

ファンド業界が学ぶべきものに関する投稿です。

うちの大学のretirement accountはTIAA-CREFとFidelityの両方が選択できるようになっていますが、Fidelityの方がセミナーやコンサルティングを熱心にやっているようです。TIAA-CREFから、「TIAA-CREFは一般のファンド会社とはどう違うのか?」といったような説明を受けた覚えはありません。大学=TIAA-CREFという時代が長かったためかもしれませんが、もう少しTIAA-CREFはその特徴を強調した方がいいように思いました。

数年前までは、Annuityは手数料が高いなどと欠点ばかり注目されていましたが、2008年の金融危機で軒並み株価が暴落したときに、Annuityの良さが見直されるようになったと思います。

ポピー(ゲスト) 2011/04/14(木) - 19:43

リタイア後の Withdrawal Rate (リタイアメント資金から何%ずつ引きだしていけば死ぬまでお金がもつか)についてちょこちょこ読んでいますが、理論も実際も調べれば調べるほどに難しいなというのが実感です。先細り環境で、長命リスク、インフレリスク、利子リスク、マーケット・リスクなんか考えていくと、わずかなサジ加減が後で大きな差を生んだりするんですよね。かむしゃらに貯めてゴール達成するのとは、また別の難しさです。

4.25%ずつ引き出しながらかつお金のなくなるリスクに怯えるよりも、6~7%もらえるならいっそのことAnnuityという方向に流れるのは自然ですよね。Annuityのこの利率アドバンテージもこれから変わっていくかもしれませんが・・・。

これからDC制度下で働いてきたブーマー世代がリタイアし始めるので(資金が足りずに働き続ける人たちもいそうですが)、Withdrawal Ruleの機敏や匙加減、Immediate Annuityの利点・欠点・選択方法など熱心に語られるようになるのかと予想します。

TIAA-CREFのTraditional Annuityのように、現在のペースで積みたてていけば、リタイア後に月幾らの年金になりますといった全体像が見られるような、ストリームラインされたリタイアメント・プランニングには確かに魅力がです。まあ、長期コントラクトに縛られる不自由さというのもありますが。

Fidelityが叩かれてますが、あそこは遺伝子がActively Managed Stock Fundなのに加えて、少し流行を追いかけすぎる傾向があるようにも思います。

久美(ゲスト) 2011/04/16(土) - 00:46

私の周りのアメリカ人(義理家族・同僚・上司)は、この人達、一体いつリタイアするつもりなんだろう・・・!?と不思議になる、こちらが心配するぐらいお金を使っています。。。

同僚や上司は、MBAのCPAホルダーが多いので、ファイナンスに強いはず?なのですが、40代で$700K~800Kの家を買っています。

そのうちの上司Aは、サンディエゴからサンフランシスコに移動するため、2007年前半(Financial crisis前!)に$799Kで買った家を、2010年後半から$850Kで売りに出しているのですが、、、買い手はいないようです。今年の夏にはサンフランシスコに移動する事は決定なので、家をどうするのか、貸し出すにしても高いので難しそうです。

他の同僚の家は、HOAが1ヶ月700ドルとか、Mello Roosもいれて固定資産税が年1万5千ドルとか。。。もしかしたら、配偶者が超高給取りでファイナンスの心配はない?のかもしれませんが、そうでなく、今の収入をベースに計算しているのであれば、40代で30年ローンだとすると70代まで働くのか、それまでにレイオフにあったらどうするのか、、、ファイナンスの知識のあるアメリカ人がこの状況だと、一般のファイナンスに疎いアメリカ人はどうするのだろう??きちんと老後の準備をしている私たちにも影響があるのでは?!と心配しています。

ゆかり(ゲスト) 2011/04/16(土) - 03:38

私の知人の本当にあった話。

08年離婚→収入半減
09年レイオフ(レイオフ前は100K以上の収入がゼロに)
10年レントしていたコンドがフォークローズ
11年引っ越し

いくら今現在超高給取りであっても、その給料がずっと続くわけがないといういい例。
それでも超高給取り時代のライフスタイルは変えられない。
今は独立して仕事をしているとはいえ、ベネフィットなしのパートタイムと一緒。
そして自分が毎年年齢を重ねていくというリスクもあり、雇ってもらえない、雇いにくい人になっていく。
結局は隠れて堅実にやっていく人がムフフ、と笑うという結末ですよね。

久美(ゲスト) 2011/04/17(日) - 02:30

ゆかりさんの知人のお話、本当に怖いです。。。

2008年の危機のときに多くの人(上司・同僚)がレイオフされるのを目撃しました。なのに、2009年、2010年で生き残った上司・同僚が$700K~800K以上の家(サンディエゴだとアッパーミドルクラス?)を買って、おまけに高級車にも乗っている(ミドルクラス以上の家を買う人は、必ずメルセデス、BMW等の新しい高級車に乗っています)ライフスタイルを貫いているのを見て、一体何を考えているんだろう???と不思議で仕方がないのですが、何も考えていないのかもしれませんね。

いくら親しい同僚でも、「何考えてるの??」とは聞けず、ちょっと悶々としていたのですが、周りに流されず、引き続き堅実に生きていこうと思います。

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